水谷もりひとブログ

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「泥む」とは?

読み方と意味~その2「なずむ」
漢字で書くと「泥む」。なかなか読めない。


丸山敏秋著『つながり』から

「歴史を貫いて流れる日本人の精神性を保持しつつ、
 低成長ではあっても安定した世の中を築くために、
 慣行になずむことなく、変えるべきことは敢然と
 変えていかなければなりません」


「慣行になずむ」とは? はて?
前後の文脈から何となく意味は分かるのだが・・・。

検索した。

「泥む(なずむ)」とは、「そのことに心がとらわれる」「こだわる」「執着する」
 それから、「行き悩む」「停滞する」という意味も。

「慣行に泥むことなく」とは「昔からの慣行にとらわれることなく」という意味だったのか。

ちなみに、ネットには海援隊のヒット曲『贈る言葉』も出てきた。


 暮れなずむ町の 光と影の中
 去りゆくあなたへ 贈る言葉


ここにある「暮れなずむ」とは「日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる」そんな情景なのだそうだ。


また一つ、恥をかきながら勉強になった。