KANO
ホームページのトップの写真を映画『KANO』の宮崎上映に合わせて、『KANO』のチラシの写真を真似して、スタッフと一緒に野球の格好をしてみました。台湾を日本が統治していた時代、台湾の高校野球部も甲子園を目指していました。
そのときの実話を映画にしてものです。
いい映画なのですが、実はまだ僕も観ていません。
編集部では来週、みんなで観に行く予定です。
勤務時間中に、です。
実は、息子が高校を卒業して、台湾の大学に進学すべく、この2月から全寮制の予備校に入りました。9月入学なので、それまで徹底的に中国語を勉強して、台湾の大学入学の資格をもらうためです。
日本の人たちは日本より台湾は遅れていると思っている人が多いですね。
実際、経済的には日本のほうがそりゃ進んでいます。
しかし、経済成長率からすると、台湾のほうが実は進んでいます。
ま、そんなことはどうでもいいことです。
注目すべきは、台湾の人の日本に対する気持ちというか、思いというか。
すでにお正月号からみやちゅうの紙面で(中村文昭さんの講演記事)連載しているので皆さんご存知だと思います。
日本と台湾は、「ウサギとカメ」の物語のように思えてなりません。
ウサギがカメをバカにして、昼寝をしている間に、カメに抜かれるというオーソドックスな解釈の物語です。
昨年、台湾の高校生が2週間、我が家にホームステイしました。
日本人が英語を話せないことに驚いていました。
台湾では高校生が英語を話せるのは当たり前だそうです。
この教育の差が、これから先、どうな差になっていくか、ちょっと心配です。
意識の差、考え方の差になっていくのではないでしょうかね。
とにかく、『KANO』、観て下さい。
騙されたと思って・・・。