水谷もりひとブログ

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「今、ここを生きる」。

あれ、気が付いたらもう2017年になっていました。
しかももう年が明けて2週間が過ぎています。
これはヤバイ!
ブログ更新しなきゃ!

「今、ここを生きる」

なんか仏教的な言葉ですが、これは1月8日、長野県で講演された国際経営コンサルタントのジェームズ・スキナーさんの言葉です。
会場は善光寺。やっぱり仏教のお寺です(笑)

「今」は時間の連続体の中にあります。
過去があり、未来があり、その中の「今」。

私たちは「今」という制限された時間の中にいるので
過去をどうすることもできないし、未来をどうすることもできません。
しかし、連続体なので、「今」の意識を何に向けるかで過去も未来もコントロールできるのです。

「ここ」は空間の連続体の中にあります。「ここ」という空間は制限があります。
「ここ」にいるので、別の場所にいないのです。

「今」のこの瞬間、愛知県で面白い講演会をやっているのに、「ここ」宮崎にいるので、それを聴くことはできません。

しかし、愛知県にいる山本ター坊に僕の代わりに講演会に行ってもらって、その内容を後で教えてもらうことはできます。

だから、みやざき中央新聞は特派員制度をつくって、ぼくら宮崎のスタッフが行けない所に特派員を派遣して取材してもらっています。

また、過去にすぐれた講演者がいたのに、もう聴くことができません。
しかし本があります。本を読むことは過去にさかのぼって、その作者の話に耳を傾けることなのです。

「今ここ」を生きる。それは時空の連続体であります。