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石原慎太郎著『弟』

石原裕次郎さんが亡くなって30年。信じられないほど時間が経っています。
石原慎太郎著『弟』は、慎太郎さんと裕次郎さんの兄弟の絆を描いた小説です。
発売された頃にすぐ読んで、とても感銘を受けた記憶がありますが、
内容はほとんど覚えていません。

僕も弟がいます。
昔はとても仲が良かった。
4つ下なのですが、小学校低学年の頃は幼稚園だった弟と一つの布団に入って
僕がデタラメな昔話をしてました。
「昔、昔、あるところに、屁太郎と屁次郎がいまして・・・」みたいな。
もうそれだけで弟はゲラゲラ笑っておりました。
そしていつの間にか寝入ってしまうのです。

僕が弟と叩くと、弟はムキニなって叩き返していました。
しかし、その瞬間、僕が弟の手をひょいとかわすのです。
すると、僕を叩き損ねた弟は、何とか叩き返そうとします。
僕が逃げると、追い掛けてきます。
どこまでも逃げると、どこまでも追い掛けてきます。
そうやって家から出て、近所の野原を走り回っていました。


やがて小学3年になった僕は、近所に同じ年の親友ができて、
その子とばかり遊ぶようになりました。
それから僕の中に、弟との思い出の記憶はありません。
僕は同級生と遊ぶことがおもしろくて、弟のことはほったらかしにしていました。
兄貴と遊べなくなった弟は、どうしていたのか・・・・

そのまま思春期を越え、大人になりました。
気が付いたら、まったく別々の人生を歩んでいました。

今、全然話が合いません。
二人でゆっくり話をしたことは、ないなぁ。