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刀根淑子
みやざき中央新聞スタッフ、刀根淑子が描く書をご紹介します。
刀根は、「墨友」 漢字、師範を取得しておりますが、とね書につきましては、枠から大きく外れた絵画のように表現しております。好きな言葉などを気まぐれに筆を走らせておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

全体最適化理論

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その昔、「タートルネック」のことを「とっくり」と呼んでいた時代がありました。
何を隠そう、私はそのことを知っていますし、
しかも子ども時代、完全なる常用語として使ってました♪

あぁ… いいですね~。昭和の古き良き時代。
みんな貧乏だったけど幸せでした。

いったい私は何歳なんでしょうね。

ところで、ジャパネットたかた創業者、
高田明氏の著書『伝えることから始めよう』の中に
「ボトルネック」のお話が登場します。

それで私、連想しちゃったんです、
この「とっくり」を。(不思議)
以下、転載で失礼します。

エリヤフ ゴールドラットさんが『ザ・ゴール』という著書の中で『ボトルネック』ということを言われています。ゴールドラットさんは、元々はイスラエルの物理学者ですが、全体最適化の『TOC』(theory of constraints)理論の生みの親として知られている方です。
TOC理論を私なりに簡単に解釈すると、物事はとてもシンプルで、いくら複雑に見えていても、すべての問題は、本質的な原因(ボトルネック)を探していて、そこさえ解決すれば、なかなかなうまくいっていないとしても、100の部署すべてに問題があるのではなくて、連携であるどこかに問題がある。その問題さえ解決できれば、全体が最適化されるということなんですね。
それを読んだときに、自分がやってきたことはそういうことだったんだと思いました。私がやってきたことは、なぜ売上がもっと上がらないのか、それを机の上で考えるのではなくて、現場に立ってボトルネックを探し続けてきたことだったんです。そして、今を一生懸命に生きていないと、ボトルネックは見えてこないんですよ。



そう、この「ボトルネック」です。
ボトルネックと言うとスマートですが、
私はあの、「とっくり」を連想しちゃったわけです。
人の身勝手な連想って怖いですね。(別に怖くない)


はい!皆様の心にズババババーン!と
「とっくり」が印象付きましたところで、
お話を元に戻します。


現在の環境全体が問題で埋め尽くされていると、
もうどこから手を付けていけばいいかわからなくなることはないでしょうか。

けれど本質的な問題を1か所見つけることで、
芋づる式で環境全体が一挙解決できるということなのでしょうね。

とにかく一生懸命に生きて、
問題となっている「とっくり」を探し続けた先には、
お悩み、難題、一挙解決~。
「全体最適化完了!」となる・・・ハズです。



それにしても高田氏、デスクで指示を出すだけではなく、
常にご自分の足を使って現場で問題解決をしていたんですね♪
あっちゃん、カッコイイ!(叱られる)



「とっくりはデスクで起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」
ってことでしょうか ^^;




そうそう、エリヤフ ゴールドラットはイスラエルの物理学者だそうですが、
私はアメリカの物理学者、リチャード・フィリップス・ファインマンのファンです。

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』

この本、物理学が身近に感じるほど最高に面白かったです。



動画もやってます。

今を生きる

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『今を生きる』

7月31日 第2705号の社説に登場した、
ジャパネットたかたの創業者、
高田 明さんの著書を読みました。


『僕は、なーんにも特別な能力は持っていません。
ただ目の前の問題がどうやったら解決するのか、
一生懸命に考えて実行しただけです。』

っておっしゃるのですが、
私には、どうしても超人にしか見えませんよぉー。

皆様は、TVショッピングで見せるあの元気パワーは
どこから湧いてくるんだと思われますか?

自慢じゃないですが私はヘタレです。
ちょっと出かけるとすぐにダウン。
体力がないんです。
どうしたら、高田さんのようなパワーがみなぎるんでしょうね。
秘密はこの本に隠されています。

しばらく高田語録が続く・・・




かも(^o^)


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これだけ変化が速くなれば、
未来のことなんて誰にも予測がつきません。

明日の株価が正確に予測できる方はいらっしゃいますか?

アインシュタイン並みの脳を持った人が
何百人も集まったって、
明日の株価も当たらないのが今という時代です。

わかるはずのない明日のことに頭を悩ませて、
そこに心がとらわれていたら、
今が疎かになります。

ですから、私は一生懸命に「今を生きる」ということが、
すべての悩みを解決し、
もし成功ということがあるとすれば、
「今を生きる」ことが皆さんを成功に
導いていってくれるのだと思います。

伝えることから始めよう ジャパネットたかた創業者 高田 明 著




お困りごとある?

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私たちのカスタマーフロアは、いつも賑やかです。
言っておきますが、決して私語をしているわけではありませんよ。笑

私たちは、いかにこの『みやざき中央新聞』という素晴らしい新聞を広げていくかについて、社長や編集長におんぶに抱っこされずに、自分たちでできることは何かを話し合っているわけです。まるで私語のように。

そんな時、この本に出合いました。
その名も!!!
ジャーン!
井上裕一郎著『Thinking to Create』 ~現代書林

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井上氏は『お困りごとの中にビジネスチャンスの種がある』と言っています。
そう、お困りごとはダイヤの原石ってことです。
世の中のお困りごとを私たち(もしくは自分)の強みで解決すると新しいビジネスが生まれる。と、こういうわけです。

この本のタイトルにもあります、『クリエイティヴ』ってコトバですが、これまでは、今までにないものを生み出すという感覚でした。しかし、リーマンショックや東日本大震災を境に、問題を解決するという感覚に変わってきているそうです。

かつて、広告や宣伝が主流の売り手優位だったものは、情報ビックバンによって、facebookやYouTibe、twitterのように、身近で本質的で信用できるといった消費者優位になりました。

先週号の増田翔子の取材ノート、『「その日」を見つめて』もfacebookでたくさんのいいね!をいただきました。そしてそれを読んでくださった方々が重松清氏の本を購入されたり、社内でもCDを聴いたり、本を回し読んだり、購入する社員までおりました。
今や、モノやサービスの価値は『売る』ことより、『共感』するところにあるんです。

クラウドファンディングというコトバ、最近よく耳にするようになりました。
こんなアイディアを実現したい。でも、資金が足りない。
協力して欲しいのでネット経由で資金の提供や協力を呼びかけ実現していく。
SNSの口コミで大ヒットに繋がったアニメ映画『この世界の片隅に』は、まさにこの、クラウドファンディング手法だったというわけです。

お困りごとを解決するにはまず、私たち(または自分)の強みに気づくことです。
自慢できることより、周りの人たちからいいね!と言われること。
価値を見出す鍵となる=キーバリューをたくさん見つけることです。

橋本螺子というネジの会社は、生産拠点が海外にシフトしていったことで、下請けを脱却して『ねじブロック』という自社ブランドを作って大ヒットしたそうです。

しかしこうしたアイディアは何もないところから湧き出るものではなく、いろんなキーバリューの組み合わせから生まれるんですって。
だから、私たちカスタマーフロアのおしゃべりは、キーバリューの宝庫なんですよ。
決して私語なんて言わせるもんですか。

で、私思うんです。
現在連載中の西亀真さんにしても、髙橋惠さんにしても、来週(7月31日号)の社説でも紹介されるジャ◯ネットた◯たの社長さんも、皆さんご自身の強みに気付いていらっしゃる。そして極めつけに実際に足を動かしていらっしゃる。
困りごとの解決をしていく人たちは、皆、『強みに気づき、足運びしている』のですね。

『お困りごとの中にビジネスチャンスの種がある』に、いいね!


挑戦する勇気

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ここ1~2週間で
何かしらの失敗やミスがなかったとしたら
それは、
新しいことに挑戦していなかったのかもしれない。

誰でも新しいことや
自分のキャパシティ以上のことをやれば
失敗したり、
みっともない自分と直面することになる。

失敗すること自体が悪いのではなく
失敗したことで
言い訳して、自分を責めて、落ち込んで
不調になってしまうことが問題。

そもそも
失敗やミスすることでしか前には進めないし
学べないことがたくさんある。

そして
新しいこと挑戦しなくなってしまう原因のひとつが
心のどこかに完璧主義があること。

完璧主義になると
恥をかくのを極端に恐れて
守りに入ってしまう。
新しいことをしようと思わなくなる。

完璧主義にならずに
よく分からなくても、前に進めるかが大事。

あとは
失敗を学びに変える気持ちで
楽しみながら
新しいことに挑戦すること。

成長のヒントより

残り物には福がある

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社内でくじを引いたり、ゲームをしたりすることが度々あります。
お正月は神社でおみくじを引いたりもします。
そして決まって私はくじ運が悪いです(笑)

一方で、くじ運のいい人、これがまた必ずいます。
大きな声では言いませんが、我らがN部長です。

けれど、私は言いたい。
たとえくじ運が悪くても、おみくじがいつも小吉でも、気づかない大吉がゴロゴロしてるじゃん!
思いがけず花をもらって帰ったりぃ・・・
なんの記念日でもないのにプレゼントをいただいちゃったりぃ・・・
昨年の暮なんて、ダイソンの掃除機が舞い込んできちゃったもんね。
偶然ラッキーが到来♪

いただきものばかりじゃなく、事故に遭わずに済んだとか。
なんだ、偶然の幸運に気がついていないだけじゃないの?
悪運、幸運を自分で線引きしている部分もあるし。
人間万事塞翁が馬ともいうし。

【偶然のチカラ】※1という本が友人から送られてきました。
すぐに私に読んで欲しいだけの課題が隠されているんだろうなと察しました。

偶然の出来事って一体どんな仕組みなの?
そもそも偶然ってあるんですか?
嫌な予感しかしないときの最悪の結果とか・・・
「無」でいるときの幸運の訪れとか・・・
前世からの善行?
原因あっての結果あり?
いやでも、そうなると自然災害はどうなの?って話になる。
それは善悪とか関係ないでしょ。

ムムムッ、読んでみるか。
そしてやはり・・・興味深いことが書かれてました。

『人間は誰しも自分が選んだことにとらわれて自由な判断ができなくなる』
はぁ、そのとおりだなぁ・・・


『他人が選んだことなら別に影響はないけれど、自分の判断が加わると誰もがそれに多少の責任を感じるようになる。』
はぁ、確かに・・・・
おみくじとか、自分の選択の力はこんなもんかと、【小吉】で意気消沈してるし(笑)


『賭け事の勝ち負けが50%の確率で決まる場合、その賭け事を申し出た当人が最初にコールすること、つまり相手に選んでもらう事が必勝法である』
うぅーん、不幸は選択ミスから起こるのか・・・
じゃぁ自分が先に選択しなければいいんだな。


『自分で良い悪いを選択しない』
『世の中にはどうにもならないこともある』
『我が身に起こったことは必然と捉える』
『流れに任せる』

とにかくこの本には
『自分で選択するべからず』
と何度も書かれていました。
というわけで【残り物には福がある】
これだ。絶対これだ!笑

あ、そうそう、もう一つ興味深いことが。
『いいセールスマンは、こちらから説得するのではなく、相手が自分で決断を下せるように導いていく。』
そう書かれてます。
あぁそういえば、あの営業の神様※2がそんなこと言ってたっけ。
ぬぬぬっ。営業の真髄がまさかこんな究極の選択に反映されているとは・・・


※1 偶然のチカラ 植島啓司著 集英社新書
※2 永業塾主宰、中村信仁氏のたとえ

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