バックナンバー

紙面サンプル(PDF) 見本紙1  見本紙2

2022年 4月11日 2925号

null

科学と歌と恋と
細胞生物学者/歌人
永田和宏さん
細胞の数に驚く~学びの基本


…人の細胞一つひとつは、だいたい10ミクロン(=100分の1ミリメートル)ほどの大きさです。目には見えないこんな小さな細胞が、どれだけ集まって皆さんの体はできているのでしょうか?一般にこれは約60兆個といわれています。それでは、今度は皆さんの中の細胞をばらばらにして一直線につないでみたとしましょう。すると、どれくらいの長さになるでしょうか?これは…【続きはこちらから】

社説
自分の人生に問い掛けてみる
魂の編集長 水谷もりひと


…先日、文筆家の執行草舟(しぎょう・そうしゅう)さんと雑談していて、何気なく「太宰治とか三島由紀夫の文学の面白さがイマイチ分からないんですよね」と話したら、まさに「目からウロコ」と思えるような答えが返ってきた。「太宰とか三島のような純文学は面白いものじゃないんだ。文学に面白さを求めるなら司馬遼太郎とか吉川英治などの大衆文学を読むしかない。大衆文学は皆面白いあらすじになっている。それに対して純文学は…【続きはこちらから】

2022年 4月4日 2924号

null

開け!右脳
(株)しちだ・教育研究所代表取締役
七田厚さん
可能性、引き出し方とその時期


「七田式教育」の創始者である父、七田眞が80歳になる直前で他界してから今年で13年になります。(中略)父は24歳の時に大病をして余命宣告を受けたことがあります。ただ闘病中はおとなしく床に伏していたのではなく、いろんな本を借りてきて読んでいたそうです。その後、病気は奇跡的に治ったのですが、その闘病中に読んだ本の中にドイツ人が書いた教育書がありました。それは…【続きはこちらから】

社説
声に出し 楽しみ磨く 心技体
魂の編集長 水谷もりひと


…営業職に就いている人、あるいは教師や講師業など言葉を届けることを職業としている人は、発する言葉を相手の心に届けなければならない。「心に届ける」とは、その話を聞いた相手が、「興味を示す」「欲しくなる」「行きたくなる」「やる気が出てくる」など、心が揺さぶられ、なにがしかの行動を起こすということである。たとえば、読んで面白かった本を…【続きはこちらから】

2022年 3月28日 2923号

null

母を取り戻す
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長
飯塚耕一郎さん
何があったのか~戸籍に知らない母の名


皆さん、こんにちは。家族会の飯塚耕一郎と申します。私は1歳の時に飯塚繁雄(家族会前代表で耕一郎氏の養父。昨年12月に死去)に引き取られ、母である田口八重子さんを全く知らないまま育ちました。就職をした時に海外研修があり、パスポートを申請する際、戸籍謄本を生まれて初めて取りました。そこには、自分の母親の欄に「田口八重子」という私の知らない女性の名前が書かれていました。私は衝撃を受けて、…【続きはこちらから】

社説
生まれた日の夜空が教えてくれたこと
中部支局長 山本孝弘


…刈谷市立小高原(おだかはら)小学校(愛知県)で理科の教師をしている小田孝仁さん(50)は、昨年の春まで教職を離れて市が運営するプラネタリウムの解説員として3年間派遣されていた。その科学館は金曜日に限り、18時半からの投映時間があった。大人対象の放映内容だがいつも客はまばらだ。ある雨の日のことだった。会社帰りと思われるサラリーマンが一人でやってきた。体は小田さんよりひと回り大きく、身なりも整った紳士だった。だが、…【続きはこちらから】

2022年 3月21日 2922号

null

パラダイムシフトの先にあるもの
コミュニケーショントレーニングネットワーク(R)統括責任者・主席講師/岸事務所代表
岸 英光さん
本を閉じたその先にあるものとは?


…皆さんは、「仕事を今晩中に仕上げなきゃいけないのに、テレビやスマホが見たくて仕方がない」なんてこと、ありませんか。早く済ませないといけないんだから、すぐにでも取り掛かってさっさと終わらせればいいわけです。でも、すぐにやるのは何だか癪(しゃく)で、変な抵抗感が湧いて、見たくもないテレビや動画を見てしまったりしがちなんですよね。なぜこのような行動をしてしまうのか。それは…【続きはこちらから】

社説
時代とか変化とかいい話とか
魂の編集長 水谷もりひと


…「コーヒー飲みますか?」と限定すると、もし相手がコーヒーを飲まない人だったら、相手は「すみません。コーヒーは飲まないんです」と謝って断らなければならない。それは気の毒だ。でも、「コーヒーとか」という表現にすれば、相手は「そうですね、紅茶とかありますか?」と返せる。ここで「そうですね。紅茶はありますか?」と返すと、もし紅茶がなかったら相手に「すみません。紅茶はないんです」と謝らせることになる。それは気の毒だ。でも…【続きはこちらから】

2022年 3月14日 2921号

null

可能性を引き出せ!
(株)てっぺん取締役会長
大嶋 啓介さん
人生、うまくいく人、いかない人


今日のテーマは「限界を突破し、可能性を最大限に引き出す方法」です。「可能性」とは未来の力のこと、「潜在能力」ともいいます。「人間には無限の可能性がある」と言う人もいます。つまり皆さんにはすごい能力や才能がまだ眠っているんです。どれくらいの可能性が眠っているか。脳科学の先生いわく、「人間の可能性は今発揮している力の、最低でも3万倍は眠っている」そうです。また、人間の脳はパソコン10万台分に匹敵するともいわれています。それなのになぜ人生でうまくいく人といかない人が…【続きはこちらから】

社説
未来に届け! 学年通信のメッセージ
魂の編集長 水谷もりひと


…「学年主任の末松孝治さんは、毎月発行する学年通信の裏面に生徒へのメッセージとしてコラムを寄せている。今年で8年目。そのコラムに同僚の先生や保護者はよく反応してくれるのだが、生徒の反応はイマイチ。そのことをある先生に話したらこんなことを言われた。「生徒はちゃんと受け取っている。ただ、大人より『うん、うん』とならないのは人生経験が不足しているからではないか」と。「なるほど。それなら……」と末松さんは考えた。「彼らが卒業して…【続きはこちらから】