バックナンバー
2020年5月11日 2835号

心を磨く
サンマーク出版 チーフプロデューサー
斎藤りゅう哉さん
あの時のJAL再生のカギは「心」にあった!
…スピリチュアルブームも下火になってきた頃、私は日経新聞に掲載された、稲盛和夫さん(現・京セラ株式会社名誉会長)が仏門に入られるという記事を目にしたのです。稲盛さんは当時から経営のカリスマのような存在でしたので、「そんな人が自らの心を磨くために仏門に入るなんてすごいな。この人の本を絶対出したい!」と思い、…【続きはこちらから】
社説
「かつて子どもだった両親を想う」
魂の編集長 水谷もりひと
…国内最大級のプログラミングスクールを運営する真子就有さんは、「マコなり社長」という名前でYouTube動画を配信している。普段はビジネスに関する話がほとんどなのだが、ある日、「自分の独断と偏見で選んだ」と言って、おススメ映画を紹介していた。題して「観るだけで人生が『好転』する映画TOP5」。行動を起こさなくても映画を観るだけで考え方が変わり、結果的に人生の意思決定や行動にいい影響を与えていくという。そのTOP2までは…【続きはこちらから】
2020年5月4日 第2834号

ニッポンを演出する
演出家
宮本亞門さん
私がなぜ日本にこだわるようになったのか
…私は22歳の時に、初めてニューヨークに行きました。その頃は日本で演出家を目指す傍ら、ダンサーとしてミュージカルに出演していたので、ブロードウェイで上演されるミュージカルにわくわくが止まりませんでした。ニューヨークに行ったのには理由がありました。私が22歳の時に亡くなった母は生前…【続きはこちらから】
社説
「仕事がない時は自分を深めようか」
魂の編集長 水谷もりひと
…松坂さんは自分が最も尊敬する先輩俳優・緒形拳さんの話を始めた。緒形拳さんとの最初の出会いは『華の乱』という映画のロケ地だった。「初めまして。松坂です。よろしくお願いします」と言うと、次の瞬間、左の頬をビンタされ、驚いた。あとでそれは緒形拳さん流のあいさつだと知った。いろんなことを教えてもらった中で最も松坂さんの女優人生に影響を与えたのは…【続きはこちらから】
2020年4月27日 第2833号

旅がなければ死んでいた
旅マニア/エッセイスト/クリエイティブディレクター
坂田ミギーさん
傷心の世界一周~モンゴルでトナカイに会いギリシャで全裸を満喫
…ここからはちょっと大人の旅行記です。モンゴル・ロシア・フィンランドと旅して「次はどこに行こうかな」と地図を眺めていると、ヨーロッパの最南端に小さな島があるのを見つけました。それがギリシャのガヴドス島でした。海がきれいとか、観光客で溢れかえっていないとか、素敵なポイントがたくさんあるんですが、何よりそこは…【続きはこちらから】
社説
「暗がりで光を探し求めるように」
中部特派員 山本孝弘
…近所の小さな工場で何か荷崩れのようなトラブルがあり、土曜日だったため、工場にフォークリフトを操作できる人がいなかった。たまたま家の庭にいた父がその様子を目にし、「俺の出番だ」と言って勝手に作業着を着て張り切って手伝いに行ったのだった。普通自動車免許すら持っていない父だったので、その姿は…【続きはこちらから】
2020年4月20日 第2832号

あの日の後悔が一歩踏み出す力になる
我武者羅應援團團長
武藤貴宏さん
私はなぜ応援団を始めたのか
私が進学した地元埼玉の高校には、37年の歴史のある応援団がありました。なぜだかわかりませんがその応援団に憧れ、私はすぐに入団しました。しかし新入生約400人のうち入団したのは私1人。団には怖そうな先輩が12人もいました。練習初日、先輩方の声出しの迫力に、私はすっかりビビりました。毎日辞めたい理由ばかりが浮かびました。結局私は…【続きはこちらから】
社説
「素敵な思い込みを上書き保存する」
魂の編集長 水谷もりひと
…エイミー・シューマーはアメリカの、ぽっちゃり系コメディエンヌである。映画『アイ・ フィール・プリティ』では太めの体型にコンプレックスを抱くOL「レネー」を演じている。レネーは大手化粧品会社の社員だが、彼女のオフィスはニューヨーク・五番街の本社ビルではなく、別のビルの地下にある。彼女は本社に行くのが苦手だった。そこには…【続きはこちらから】
2020年4月13日 第2831号

家畜の命に花束を~あの日から10年
前西都市長
橋田和実さん
29万頭の殺処分・あの時、そこは戦場だった
「口蹄疫が蔓延すると国が滅びる」、これは昔から言われている言葉です。私は市長になる前、畜産技術員として仕事をしていましたが、この言葉の意味を深く考えたことはありませんでした。というのも口蹄疫は人間には感染しません。家畜特有の伝染病なので、大袈裟じゃないかと思ってもいました。ところが…【続きはこちらから】
社説
「世界に見せよう、『負げねえぞ!』の精神」
魂の編集長 水谷もりひと
…新型コロナウイルスの大惨事を、まるで予言するかのように描いた映画が2009年に公開されていた。『感染列島』である。ある日、フィリピンの山奥の村で鳥インフルエンザが発生する。WHO(世界保健機関)の介入で感染を封じ込めたかに見えたが…【続きはこちらから】