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紙面サンプル(PDF) 2015年3月2日発行  2015年4月6日発行

2023年 1月30日 2962号

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未来の人間と人づくり
京都精華大学前学長/2025年日本国際博覧会協会 理事・副会長・シニアアドバイザー
ウスビ・サコさん
「マリ人歴」より「日本人歴」のほうが長いのに…


…私が外国から日本に帰国すると、入国審査官や税関の人が私を見ながら、「何のために日本を訪れたのですか?」と必ず言います。私は自分の国に帰ってきているわけなので「わからない」と言うと、いつもちょっとムッとされるんですね(笑)。私が、「パスポートをもう一度しっかり見てください」と言うと、ようやく相手は理解してくれます。そんなことを私は日常的に経験しています。日本のパスポートには…【続きはこちらから】

社説
元ヒットマンが思い描く若者の未来図
中部支局長 山本孝弘


…荒木さんは前科48犯のヤクザの父を護衛するヒットマン(用心棒)として育てられた。18歳の時、傷害容疑で全国指名手配となり、車の運転中に検問で止められその場で逮捕された。成人式は茨城県の少年刑務所で迎えたという。出所後は保護司の紹介で水道設備会社で働き始めた。父親はそれを認めてはくれたが、ヒットマンであることに変わりはなく、電話が鳴ればすぐ駆け付けなければならなかった。数年後、荒木さんは…【続きはこちらから】

2023年 1月23日 2961号

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伊達政宗と福岡の武将たち
歴史家/作家
加来耕三さん
筆まめで用意周到だった伊達政宗


…伊達政宗という人は、「日本史で好きな人物は誰ですか?」と聞くと、東北の多くの人が名前をあげるくらい、人気があります。政宗は「遅れてきた武将」と言われていますが、当時の東北も先進地域だった畿内(きない・京、大坂)と比べて、50年くらい文化のレベルが遅れているわけです。ところが、政宗のおかげで一気に最先端の文化が入ってきます。豊臣秀吉の小田原征伐の時に、遅参(遅れて参上すること)をした政宗は、…【続きはこちらから】

社説
晴々しくマスクを外す、その日のために
魂の編集長 水谷もりひと


…コロナ騒動がなかったらこれほどまでにオンライン講演会やZoom会議、在宅勤務やリモートワークは広まらなかっただろう。そのZoomだが、別の意味で知られざる世界の扉を開くきっかけになった気がする。より本物に近い自分との出会いである。どういうことかと言うと今まで数多くの講演を聴いてきたが、その時、自分がどんな顔をして聴いているかなんて考えたことはなかった。ところが、Zoomだと…【続きはこちらから】

2023年 1月16日 2960号

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人工知能は天使か悪魔か?
株式会社感性リサーチ 代表取締役社長
黒川伊保子さん
「AIに負けても全然問題ありません」


女子高生からの三つ目の質問は「人工知能は人を超えますか?」です。もちろん人工知能は人間の能力を超えます。すでにがんのDNA変異パターンを発見する人工知能は、ほんの数か月の学習でベテラン医師の領域を超えるほどになっています。しかも人工知能は、人が2週間かかってする解析を、たった10分でやってのけました。こうした解析結果を世界中に公開すれば、…【続きはこちらから】

社説
後始末にワクワクする「閉じ師」に……
魂の編集長 水谷もりひと


「戸締まり」という言葉が妙に気になった。7年前に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』以来、アニメーターという地位を不動のものにした新海誠さん。彼の新作のタイトルにその言葉があった。昨年秋に公開された『すずめの戸締まり』である。監督と脚本を手掛けた新海さんは主人公の女子高生に、日本神話に登場するアメノウズメノミコトをイメージしたそうだ。アマテラスオオミカミが天岩戸(あまのいわと)に隠れて世界が闇に覆われた時、アマテラスを誘い出すために…【続きはこちらから】

2023年 1月1日 2959号

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人生に悩んだら論語
論語塾講師/(公財)郷学研修所・安岡正篤記念館理事長
安岡定子さん
感じたその気持ちがそのままエネルギーに変わる


先ほど窓の外に目をやったらとてもきれいな夕焼け空が見えたので、「今日の講演も気持ちよくできる」という感じがしました。私は幼稚園児や小中高校の児童生徒、それからビジネスマンなど、幅広い層の方々と一緒に、古代中国の思想家、孔子の言行を記録した古典中の古典『論語』を読んでいるのですが、いつもその冒頭で季節の話やその季節に関係する行事の話をしています。それは孔子がそうだったからです。人間は…【続きはこちらから】

社説
運を貯め、運を残していこう
魂の編集長 水谷謹人


…日本人は昔から良いことがあると「運が良かった」と言い、その逆は「運が悪かった」と言う。時代劇を観ていると「天が味方した」とか「天に見放された」という言い方をよく耳にする。随分前に参加したセミナーで「幸運」「強運」「天運」の話を聞いた。「幸運」は、自分で努力して頑張れば手に入れることができるもの。たとえば、頑張って勉強した結果、資格試験や大学受験に合格したとか。努力が報われた人は幸運な人だ。「強運」は、…【続きはこちらから】

2022年 12月19日 2958号

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100歳と90歳、コラボ講演会
エッセイスト 鮫島純子さん
日本BE研究所 所長 行徳哲男さん


新1万円札のこともあって、最近よく「おじいさまはどんな方だったのですか?」と質問されることが多くなってきました。昭和6年に祖父・渋沢栄一が91歳で他界した時、私はまだ9歳でした。あの時…【続きはこちらから】

社説
止まっていた時を再び動かす「絆画(きずなえ)」
中部支局長 山本孝弘


岐阜県美濃加茂市に住む医師・渡邉詠身(わたなべ・えいしん)さんのご自宅を訪問した。ご両親が温かく出迎えてくれた。お茶の間に通されると、白衣を着た詠身さんがいた。彼は聴診器をこちらに向け、優しく笑っていた。昔からの友人と再会したような気持ちになった。詠身さんを私に紹介してくれたのは…【続きはこちらから】