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紙面サンプル(PDF) 2015年3月2日発行  2015年4月6日発行

2022年 10月3日 2948号

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「大丈夫」の種をまこう
認定NPO法人フリースペースたまりば理事長
西野博之さん
フリースペースに通った不登校児童・生徒のその後は?


僕は、学校や家庭、地域の中に居場所が見つからない子どもや若者の居場所づくりに、36年前から関わっています。この活動を始めたきっかけには、当時小学1年生だったシュンくんとの出会いがありました。入学前のシュンくんは、学校に行くのをとても楽しみにしていました。ところが入学して1か月ほど経った頃から、「学校に行こう」と思うと腹痛や頭痛が起こるようになり、ある日玄関先で倒れてしまったんです。シュンくんが目に涙を溜めて僕に語ったのは、…【続きはこちらから】

社説
婆さんは発酵しているのかもしれない
魂の編集長 水谷もりひと


…この新聞を前経営者から事業承継した頃、2歳と3歳だった娘たちは今ではそれぞれ3児の母となり、その後、生まれた息子も特急電車のように我が家を通過して、今は外国で出会った娘(こ)と新たな人生をスタートさせている。「人生」という物語に脚本はなく、登場人物は皆、自分が主役と思っているせいか、喜劇になったり悲劇になったり、それはいつもドタバタ劇だ。第何幕になるのか知らないが、30周年という節目の今年、予期していなかった「親の介護」というシーンが登場した。これはこれで…【続きはこちらから】

2022年 9月26日 2947号

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嘘を実に
歴史小説家
今村翔吾さん
街の本屋から歴史小説の世界へ


…私は大学生になっても一作も書くことはなく、卒業してからは家族の経営するダンススクールでインストラクターとして働き始めました。この会社がちょうど事業を急速に拡大していたこともあり、それからは多忙な生活が続きました。朝8時半までに出勤して、夕方の5時くらいまで内勤の仕事をします。それから各地の教室へダンスを教えに行くわけです。早い日で帰るのが夜10時半、冬場に遠方の教室に行くときには、積雪の影響で深夜1時、2時になるのも普通でした。私はダンスがそんなに好きではありませんでした。それでも…【続きはこちらから】

社説
マイナスの心が芽生えたらプラスの行動を
中部支局長 山本孝弘


電車に乗る時に交通系ICカードを使う人が増えてきた。時代に乗り遅れた私は未だに切符を買う。窓口が混んでいない時は、切符の自販機ではなく窓口で買う。そこで一言二言駅員と話すのが好きだ。私がよく使用するT駅には手ごわい駅員がいる。体格は力士のように大きく、歳は40歳前後だろうか。毎回とても機嫌が悪い。初めてやり取りをした時は腹立たしくなった。でもこれは因果応報かなとも思った。というのも20代の頃…【続きはこちらから】

2022年 9月19日 2946号

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一流職人への道
有限会社秋山木工 代表取締役/一般社団法人秋山学校 代表理事
秋山利輝さん
貧困と9年間「オール1」からの逆転人生


…うちの家は村一番の貧乏でした。父は大阪で商売をしていましたがうまくいかず、母が懸命に行商をしながら何とかしのいで暮らしていました。(中略)僕が小学3年生の頃、お金がなくてお米を買えなくなってしまったことがありました。母が「近所から米をもらってきて」と言いました。僕は村で一番大きい家に行きました。「おばちゃん、米ちょうだい」と言うと、…【続きはこちらから】

社説
「人生の師」と仰げる人がいるといい
魂の編集長 水谷もりひと


…研修会では、元文科大臣の下村博文衆議院議員、円覚寺の横田南嶺管長、致知出版社の藤尾秀昭社長など、錚々(そうそう)たる講師が登壇する中、開口一番、「私はただの専業主婦なのでこんなところでお話しすることにビビッています」と言って話し始めた講演者がいた。鮫島純子(さめじま・すみこ)さんだ。しかし、自称「専業主婦」の彼女の言葉の重みは、…【続きはこちらから】

2022年 9月12日 2945号

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聞き書きの世界へようこそ!
聞き書き作家
小田豊二さん
言葉を残すとはいのちを残すこと


…「聞き書き」は、その人の人生を聞かせてもらうんですけど、その話は長いです。でも聞きながら心に残る言葉がある。その言葉を書き残す。それがその人の「いのち」を残すということです。皆さんの中でご両親が亡くなられている方がいるとしたら、「親にもっと話を聞いておけばよかった」と必ず思っているはずです。もしご健在であれば、ぜひお父さんお母さんの言葉を残しておいてください。今晩でも電話をすればいいんです。 たとえば、…【続きはこちらから】

社説
重なりのないところに重なりを
魂の編集長 水谷もりひと


時代が20世紀から21世紀に移り変わろうとしていた頃、国内有数の大手自動車メーカーN社が倒産の危機にあった。負債は約2兆円。1日100万円を365日、毎日返済し続けても5000年はかかる額だ。その天文学的な借金を、N社は1999年から始めた大改革により、わずか4年で完済した。外国資本の投入や大規模なリストラが大きな要因ではあったが、それは外的要因で、本当の改革は…【続きはこちらから】

2022年 9月5日 2944号

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日本一幸せな働き甲斐改革
西精工株式会社 代表取締役社長
西泰宏さん
「社員数×4」の経営をする


…私は、ゼロから経営の勉強を始めました。その時に「先生」としたのが「経営の神様」と称される京セラ名誉会長の稲盛和夫さんです。稲盛さんが作った「盛和塾」という経営塾があります。稲盛さんの考え方を学んだ経営者の方が「こういうことを会社で実践してこんな結果が出ました」と発表する場で、稲盛さんから直接、非常に厳しい指導をいただけるのです。盛和塾に入って1年くらいの時、ある経営者の方が…【続きはこちらから】

社説
小さな幸せより運命を生ききる
魂の編集長 水谷もりひと


…「小さな幸せ」といえば、文筆家の執行草舟さんが『脱人間論』(講談社)という、非常に難解な本で、そんなことについて触れていたのを思い出した。取り出してその箇所を探した。「『小さな幸せ』の席捲(せっけん)」という章だった。要約すると次のような内容である。日本人はいつから「家族」という幸せの象徴のようなものにしがみつき、それを自慢したり、目標にしたりするようになったのか。それは…【続きはこちらから】