水谷もりひとブログ

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嫌いで嫌いでしょうがないなら・・・・

千葉県市川市に出張だった。
お寺で講演を頼まれたのである。

ご住職の兄弟はみな東大を出て、医者になったり、弁護士になったという。
お父様はご住職に対して
「お前だけがまともに育った」と言ったとか。

その法要の講演会にご住職の親戚の方が来られていて
懇親会の席で一緒に飲んだ。
普段、滅多にお会いできない人だった。
内閣府の審議官の方だった。

いろんな部署を3、4年で異動してきたそうで、
たとえば北方領土対策本部のときの話も興味深かった。

「2島返還の話が出てますね」と言うと、
「無理です。未来永劫、北方領土は帰ってきません」と断言していた。

北方領土返還の国民運動の歴史は長い。

一応国としても対策本部を置いているが、
返還の見通しは1ミリもないそうだ。

従軍慰安婦問題を担当したこともあった。
あれは元従軍慰安婦が起こしていることではなく、
あのおばあちゃんたちを利用して、反日運動をやっているだけ。

国をあげて日本が大嫌いなんだから
国交断絶したほうがいいと彼は言っていた。

「嫌いで嫌いでしょうがい人と
お付き合いしなくてもいいでしょ」と。
「内閣府の職員はみんなそう思ってますよ」と。

なぜできないのかというと、
経済の問題があるらしい。
お金が絡んでくると、
嫌いでも仕方なく我慢して付き合うのは
人間の世界でも、国レベルでも同じなのか。

今までお仕えしてきた総理の中で
一番「この人はすごいと思った人は?」と質問したら
中曾根康弘さんだと言っていた。

二次会でもっと話をしたかったら
これ以上、こんな永田町の裏話ばかり聞いていると
こっちが疲れるので、一次会で僕は帰った。