あれから30年(前編)
北海道占冠村(しむかっぷむら)のトマムにある星野リゾートに行ってきました。トマムというのは占冠村の中の一つの地域の名前です。
「苫鵡」と書きます。
小学校と中学校がひとつになった「村立トマム学校」がありました。
星野リゾートは今まで泊まったホテルの中で群を抜いて最高級のホテルでした。
ホテルというより、早朝から夜まで楽しめるリゾートですね。
そんなにリーズナブルなお値段ではないのに、
若いカップルが多かったです。
男性が恋人と過ごすために一世一代の奮発をしたのではないかと思います。
または青年実業家のお金持ちとか。
僕らみたいな50代、60代のおじさん、おばさんは本当に少数でした。
今回の二泊の旅は宮崎中央新聞の30周年ということで、
スタッフが星野リゾートの宿泊券をプレゼントしてくれたのです。
思いがけないプレゼントに身が引き締まりました。
この30年を振り返り、このトマムの旅が分岐点となって
また新たな決意をしました。
前の経営者から宮崎中央新聞を引き継いで29年になります。
だから会社の30周年は2022年、来年です。
だけど・・・・
僕はその1年前に昔の宮崎中央新聞に入社しているので、
僕にとっては宮崎中央新聞との出会いから今年で30年なのです。
親会社は外山建設という土木工事会社でした。
社長の外山清子さん。
そこに面接に行って、採用され、
別のところにある宮崎中央新聞の事務所に連れていかれました。
だだっ広い薄汚い倉庫の一室にそれはありました。
続く