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文章は料理のようなもの

僕もFacebookを利用していますが、
一時期、Facebookは何の為にあるのか、考えたことがあります。

それは、多くの人が「どうでもいい」写真を載せ、コメントしているからです。
さっき食べた料理の写真とか、我が子の写真とか、
自慢しているようにしか思えない投稿写真もあります。
一番読みたくないのが長文です。

しかし、Facebookがすごいのは、どんな写真をアップしていても
みんな好意的にコメントしているところですね。

「は?それがどうした?」とか「それって変じゃない?」といった書き込みはありません。

そうなのです。
Facebookは「共感の輪」を広げる目的でつくられたSNSなのです。
だから「いいね」しかないのです。
「それで?」をクリックするところはないのです。
そして、「いいね」がたくさんあると嬉しいし、一桁だと悲しい気持ちになるのです。
コメントがたくさん書き込んであると嬉しいのです。

また、自分が人のを読んで共感できなければスルーすればいいのです。

ただ・・・
読んでもらうために書いている以上は
読んでくれる人に対する心配りは必要です。
自分の書きたいことを一方的に書きこむだけでは親切心がありません。

つまり、「おもしろく読んでもらうこと」を心掛けるのです。
読んだ人が「おもしろい」「なるほど」「いいことを教えてもらった」と思えば、
読んだ人をちょっと幸せにすることができます。

昔、情報発信はマスコミの専売特許でしたが
今は誰でも自分が情報発信基地になれます。
つまり素人でもマスコミになれます。

自宅にやってきたお客さんを接待し、素人ながら料理をふるまうとき、
おいしい料理を食べてもらおうと頑張りますよね。
料理が苦手は人は料理本を見て勉強したりするかもしれません。
ご飯と生卵としょう油を出す人はいないでしょう。

情報発信も、
いい「味」が出るように、
面白く読んでもらえるような心配りが必要です。

つまり「味付け」と「盛り方」です。

ということで今日の一冊。

外山滋比古著『知的文章術』(だいわ文庫)
~誰も教えてくれなかった心をつかむ書き方~