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昔の記事のリバイバル

みやざき中央新聞の2面に「転載・過去・未来」というコーナーがあります。
誰かのヒット曲『現在・過去・未来』を文字ったものですが、
元々は「転載は忘れた頃にやってくる」というタイトルにしたかったのです。

過去の記事の中で心に深くしみ入るものや感動した記事でも、
忘れ去ってしまったものも多いし、(いやほとんど)
あの記事が載っていた頃はまだ読者じゃなかった人もいるので、
僕としてはそんな感動の記事をリバイバルさせたかったです。

しかし、ちょうど大きな震災があり、
「転載」と「天災」をかけるのはいかがなものかとスタッフから意見も出て、
「転載は忘れた頃にやってくる」案がぽしゃってしまいました。

僕としてはとても気に入っていたタイトルでした。
そもそも「天災は忘れた頃にやってくる」という格言は
肝に銘じていなければならないものです。
「天災」と「転載」をかけることに何も問題はないと思うのですが、
当時は何となく震災の被災者のことを思うと、震災を連想させるような言葉を使うことは
腫れ物に触るようで、とにかくデリケートな時代でもありました。

過去の記事をもう一度読んでみると、
また違った受け取り方ができます。
10年以上の歳月の中で自分も変化しているし、時代も変化しています。

しかし、記事そのものは変わっていません。
言ってみれば色あせていないのです。

いつか『転載は忘れた頃にやってくる』というタイトルで
バックナンバーを集めた本を出版したいと思っています。