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紙面サンプル(PDF) 見本紙1  見本紙2

2022年 10月17日 2950号

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人生理念をつくれ!
アチーブメント株式会社 代表取締役会長 兼 社長
青木仁志さん
どんな会社か、の前にどんな人間になりたいか


社会に出た時、私は中卒の一工員でした。そこから社会人をスタートしました。その後、営業の世界に入り、そこで揉まれながらトップセールスマンになり、最年少でトップマネジャーになりました。29歳の時、能力開発のコンサル会社に転職しました。そこでトップコンサルタントになり、役員にもなりました。そして32歳の時、資本金500万円、社員5人で「アチーブメント」という人材教育コンサルティングの会社を創業しました。早いものであれから35年が経ち、今では…【続きはこちらから】

社説
たまにはボーっとしていいんだよ
魂の編集長 水谷もりひと


文章を書く人を「アーティスト」とか「クリエーター」とは呼ばないが、それも一種の創作活動であることは間違いない。絵の具でキャンバスに絵を描いていくように、譜面に音符を書き込んで曲を作っていくように、文章も一文一文、思いを紡いでいく。その過程で重要なものは「ひらめき」だ。実は先週、社説のテーマが見つからず、何時間もパソコンの前でボーっとしていたら、突然ひらめいた。数年前、NHKテレビで「ひらめき」をテーマとした番組が放送されていたことを。すぐに帰宅しておびただしい数の録画データの中からそれを見つけた。…【続きはこちらから】

2022年 10月10日 2949号

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名言セラピーの世界へようこそ!
作家/コピーライター
ひすいこたろうさん
「僕は鬼嫁を選んで生まれてきた」


…『3秒でハッピーになる名言セラピー』という本が出たんですけど、そのきっかけとなったのが、実は妻なんです。ただの妻ではなく、鬼嫁!です(笑)たとえば、毎朝、洗面所で顔を洗うわけですが、僕の場合、なぜか洗面所が水浸しになるんですね。妻はめちゃめちゃキレイ好きなので、「なんでこんなに洗面所が水浸しになるの!?」って毎朝怒られていたんです。朝はぼーっとしているのでつい忘れて、毎日洗面所を汚してしまい、毎朝怒られていたわけです。心の中では「毎朝、洗面所、洗面所ってうるさいな!! 人生でそんなに洗面所は大事なのか!!」って叫びたかったんですが…【続きはこちらから】

社説
人生万象の答えがここにあったとは
魂の編集長 水谷もりひと


…論語は、紀元前500年ほど前に生きた孔子の言行録だが、その言葉が2500年の時を経て、今なおその輝きを放っているとは畏るべし。そんなわけで「近き者説べば、遠き者来る」に心を揺さぶられてからというもの、現代人の心に刺さる論語の世界に浸っている今日この頃である。たとえば、学問を究め、しかるべき地位に就くことは尊いことだ。そういう人こそ豊かな感性や情緒的なものが大事である。しかし…【続きはこちらから】

2022年 10月3日 2948号

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「大丈夫」の種をまこう
認定NPO法人フリースペースたまりば理事長
西野博之さん
フリースペースに通った不登校児童・生徒のその後は?


僕は、学校や家庭、地域の中に居場所が見つからない子どもや若者の居場所づくりに、36年前から関わっています。この活動を始めたきっかけには、当時小学1年生だったシュンくんとの出会いがありました。入学前のシュンくんは、学校に行くのをとても楽しみにしていました。ところが入学して1か月ほど経った頃から、「学校に行こう」と思うと腹痛や頭痛が起こるようになり、ある日玄関先で倒れてしまったんです。シュンくんが目に涙を溜めて僕に語ったのは、…【続きはこちらから】

社説
婆さんは発酵しているのかもしれない
魂の編集長 水谷もりひと


…この新聞を前経営者から事業承継した頃、2歳と3歳だった娘たちは今ではそれぞれ3児の母となり、その後、生まれた息子も特急電車のように我が家を通過して、今は外国で出会った娘(こ)と新たな人生をスタートさせている。「人生」という物語に脚本はなく、登場人物は皆、自分が主役と思っているせいか、喜劇になったり悲劇になったり、それはいつもドタバタ劇だ。第何幕になるのか知らないが、30周年という節目の今年、予期していなかった「親の介護」というシーンが登場した。これはこれで…【続きはこちらから】

2022年 9月26日 2947号

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嘘を実に
歴史小説家
今村翔吾さん
街の本屋から歴史小説の世界へ


…私は大学生になっても一作も書くことはなく、卒業してからは家族の経営するダンススクールでインストラクターとして働き始めました。この会社がちょうど事業を急速に拡大していたこともあり、それからは多忙な生活が続きました。朝8時半までに出勤して、夕方の5時くらいまで内勤の仕事をします。それから各地の教室へダンスを教えに行くわけです。早い日で帰るのが夜10時半、冬場に遠方の教室に行くときには、積雪の影響で深夜1時、2時になるのも普通でした。私はダンスがそんなに好きではありませんでした。それでも…【続きはこちらから】

社説
マイナスの心が芽生えたらプラスの行動を
中部支局長 山本孝弘


電車に乗る時に交通系ICカードを使う人が増えてきた。時代に乗り遅れた私は未だに切符を買う。窓口が混んでいない時は、切符の自販機ではなく窓口で買う。そこで一言二言駅員と話すのが好きだ。私がよく使用するT駅には手ごわい駅員がいる。体格は力士のように大きく、歳は40歳前後だろうか。毎回とても機嫌が悪い。初めてやり取りをした時は腹立たしくなった。でもこれは因果応報かなとも思った。というのも20代の頃…【続きはこちらから】

2022年 9月19日 2946号

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一流職人への道
有限会社秋山木工 代表取締役/一般社団法人秋山学校 代表理事
秋山利輝さん
貧困と9年間「オール1」からの逆転人生


…うちの家は村一番の貧乏でした。父は大阪で商売をしていましたがうまくいかず、母が懸命に行商をしながら何とかしのいで暮らしていました。(中略)僕が小学3年生の頃、お金がなくてお米を買えなくなってしまったことがありました。母が「近所から米をもらってきて」と言いました。僕は村で一番大きい家に行きました。「おばちゃん、米ちょうだい」と言うと、…【続きはこちらから】

社説
「人生の師」と仰げる人がいるといい
魂の編集長 水谷もりひと


…研修会では、元文科大臣の下村博文衆議院議員、円覚寺の横田南嶺管長、致知出版社の藤尾秀昭社長など、錚々(そうそう)たる講師が登壇する中、開口一番、「私はただの専業主婦なのでこんなところでお話しすることにビビッています」と言って話し始めた講演者がいた。鮫島純子(さめじま・すみこ)さんだ。しかし、自称「専業主婦」の彼女の言葉の重みは、…【続きはこちらから】