バックナンバー
2020年7月27日 2845号

想像力のすゝめ
元リッツ・カールトン日本支社長/人とホスピタリティ研究所所長
高野登さん
「サービス」から「ホスピタリティ」へ
…リッツ・カールトンをはじめ、長くホテルで勤めてきた私は、これまで多くのホテルが「サービス」が原因で立ち行かなくなる様子を見てきました。どういうことかというと、例えばこんな場面を想像してみてください。皆さんは、とあるレストランに立ち寄るんです。すると…【続きはこちらから】
社説
「日本人の中に生きる『残心』の精神」
中部支局長 山本孝弘
バックパッカーとして海外を放浪していた時、マレーシアで映画を観たことがある。クライマックスシーンが終わり、主人公が川辺に座りヒロインと話をしているラストシーンで観客のほぼ全員が席を立ち始めた。何が起こったのかと驚いていると…【続きはこちらから】
2020年7月13日 2844号

組織を強化!ボトムアップ理論
(一社)ボトムアップパーソンズ協会代表理事
(株)You Home 人財育成・組織構築部代表
畑 喜美夫さん
「現場主体」でチームが変わる !
…多くの会社や学校では、経営者、指導者が意思決定し、上意下達で他のメンバーを従わせます。でも、こうしたトップダウンによる指示や命令を受ける社員や生徒は、どうしても「受け身」になります。だから、自主性もなく、何か問題が起きても責任転嫁してしまいがちです。ところがボトムアップ型の組織では…【続きはこちらから】
社説
「今を見て泣くな。未来を想像するんだ」
魂の編集長 水谷謹人
新約聖書の冒頭に「はじめに言葉があった」と書かれている。その言葉とは何か。どうも旧約聖書の最初のページにある「光あれ」という神の言葉らしい。それまで闇でしかなかった世界に光が生まれ、そこから天地創造が展開していくのだが、そのすべては「光あれ」という言葉から始まったのだという。しかし、…【続きはこちらから】
2020年7月13日 2843号

ボクらの「豊かさ」をみなおす
NPO法人NGO GOODEARTH代表
藤原ひろのぶさん
世界の貧困と僕たちの「繋がり」
…当時僕はパン工場で働いていて、次々に流れてくるメロンパン一つひとつにひたすらチョコマーブルを振りかける仕事をしていました。これが本当にきつくて、「機械でしろ!」と思っていました。でも、深夜のバイトだったこともあり、時給は1400円でした。一方、バングラデシュの縫製工場で働く人たちの時給は…【続きはこちらから】
社説
「人生を因数分解してみると…」
魂の編集長 水谷謹人
立命館アジア太平洋大学の出口治明学長が、ある講演会で一人の若者の話をしていた。その若者は、一流と呼ばれる大学を卒業して、誰もが知る大手企業に就職した。毎日、残業を惜しまず夜9時頃まで働いた。仕事が終わると、時には上司に誘われて、時には同僚と飲みに行くことが日課となった。「社会人とはこういうものだ」と思っていたので何の疑問も抱かなかった。年末に実家に帰った。そして…【続きはこちらから】
2020年7月6日 2842号

フカキヨさんに聞く!夢の叶え方(1回読み切り)
講演家
深尾浄量
「ありのまま」であなたはすでに素晴らしいのです
…夢を叶えるためにやること、それはまず「夢を口に出すこと」です。しかし、次の段階で「夢を叶えるために頑張らなきゃダメだ…」と考えることには、僕は違和感があります。この言葉に「今の自分はダメだ」という否定的な意味が含まれている気がするからです。「がんばろう」と言う前に…【続きはこちらから】
社説
「バランスよく『てんびん棒』をかつぐ」
魂の編集長 水谷謹人
なんと、あの伝説の企業研修映画『てんびんの詩』が、PHPから漫画本になった。「下手なビジネス書を100冊読むより『てんびんの詩』を観ろ」と言われるほど、その手の研修会で使われてきた。「私財を投じてでも伝えたいことがある」と、映画制作にあたり資金援助したのは㈱イエローハットの創業者・鍵山秀三郎氏だ。『てんびんの詩』は、…【続きはこちらから】
2020年6月22日 2841号

多様性って何なんだ!?
タレント/漫画家
星野ルネ
「このヘビ、ください!」~動物園を市場と間違えた母
僕は1984年、カメルーン南西部のジャングルの近くの村で生まれました。数年後、日本の研究チームが森の生態調査のためにやってきて、僕の生まれた村にしばらく滞在することになりました。僕の母の「エラ」は村長の娘だったので、彼らのお世話をしていました。その中の一人が「星野さん」でした。やがて二人は…【続きはこちらから】
社説
「命を吹き込むアップサイクル」
中部支局長 山本孝弘
…今月、詩人・里みちこさんの記事が掲載された。記事から垣間見える里さんの感性に心がどよめいた。里さんは、ゴミになるような物を使って作品を作る。そのことをこうおっしゃっていた。「あらゆる『もの』を生かすとき、私のいのちも生かされ、『物語』が生まれていく」 人生を懸けて、まさにそれをやっている人を知っている。高本スーさんというアメリカ人だ。彼女を知ったのは…【続きはこちらから】