バックナンバー

紙面サンプル(PDF) 見本紙1  見本紙2

2019年7月1日 2795号

null

生き心地の良い町のひみつ その1
統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター特任准教授
岡 檀さん
「日本で最も○○が少ない町~行き着いた先にあったもの『気持ち良く生きたい』~」


…海沿いの地区では、家屋が密集し、車が通れないほどの細い路地によってつながっている町です。一方、広々とした川も通っており、きれいな港もあります。要は非常にありふれた田舎町なのです。しかし、他の地域と何かが違う。それを知りたくて、…【続きはこちらから】


社説
「みやざき中央新聞を読み続ける人がたどり着ける場所」
魂の編集長 水谷謹人


先月、図書館に行った時、明治大学教授・齋藤孝先生の『読書する人だけがたどり着ける場所』(SB新書)という本のタイトルが目に飛び込んできた。早速お目当ての本と一緒に借りた。お目当ての本とは、『夏休み子ども科学電話相談』(SBクリエイティブ)である。なぜこの本を読もうと思ったのかというと、実は…【続きはこちらから】

2019年6月24日 2794号

null

旅する歴史家・よもやま話 その1
歴史研究家
河合敦さん
「ホノルル国際空港が「ダニエル・K・イノウエ空港」 という名前に変わったわけ」


この本のタイトルにもあるように、私は本当に旅が好きでして、今までいろんなところに行きました。一番好きで、一番多く行ったのはハワイです。25年前に初めて行ってからハマってしまいまして、以来長い休みの度に必ず行っていました。ハワイに行くと…【続きはこちらから】

社説
「エネルギー資源は石炭からダイヤに」
魂の編集長 水谷謹人


伊藤伝右衛門(でんえもん)は明治から大正、昭和の時代を駆け抜けた炭鉱王である。当時、石炭は産業にも戦争にも欠かせない唯一のエネルギー資源だった。時代は、小さな炭鉱業を営んでいた伝右衛門にとって追い風となり、明治27年に勃発した日清戦争で彼は巨万の富を得た。そんな伝右衛門にとって唯一の不幸は、…【続きはこちらから】

2019年6月17日 2793号

null

この泥あればこそ咲け蓮の花 その1
浅野撚糸株式会社 代表取締役社長
浅野雅己さん
「その時、神が降り糸に『魔法』が宿った!」


…「お蔵入りになりそうな糸なので、何かいい使い道を見つけてくれないか?」と頼まれました。糸の特徴は水溶性、つまり「お湯に溶ける」ということでした。私はその糸を見て、ピンと来るものがありました。これが運命の糸との出合いになったのです…【続きはこちらから】

社説
「過去を恨まず未来を憂えず今を生きる」
中部特派員 山本孝弘


元裁判官の熊本典道さん(80)は現在、福岡県の病院で寝たきりの状態にある。昨年、静岡県から二人の姉弟が見舞いにきた。袴田秀子さんと袴田巖さんである。二人を見て、熊本さんは声にもならない声で…【続きはこちらから】

2019年6月10日 2792号

null

いい会社をつくりましょう その1
伊那食品工業株式会社 最高顧問
塚越 寛さん
「社員の『幸せ』のために会社を上場しないことに決めました」


「会社とは何のためにあるのか」と考えるときに、「大きくなるため」と思い込んでいる人が多くいらっしゃいます。つまり「成長」ということです。もちろん会社がどんどん小さくなっていったら…【続きはこちらから】

社説
「これがないと『物語』は始まらない」
魂の編集長 水谷もりひと


「キョドる」という言葉は、堀江貴文さんの著書『ゼロ』(ダイヤモンド社)で知った。調べたらちゃんと『日本語俗語辞典』に載っていた。「若者言葉」だそうだ。「挙動不審」の「挙動」という名詞に…【続きはこちらから】

2019年6月3日 2791号

null

新しい航海 その1
オープンウォータースイマー
節政健一さん
「世界一過酷な海峡『海のエベレスト』に挑む」


僕は高校を卒業後、地元の企業で働く傍ら、趣味で水泳を続けています。
8年前からその趣味が「命懸けの挑戦」になりました。
なぜ命懸けか。オープンウォータースイマーとして「海峡を泳いで渡る」という挑戦を始めたからです…【続きはこちらから】

社説
「人生には『晴れ』も『雨』も『風』もある」
魂の編集長 水谷もりひと


中学生の頃から映画が好きだった。昔、テレビで映画を観る時は、淀川長治さんや荻昌弘(おぎ・まさひろ)さんといった映画評論家の解説も楽しみのひとつだった。いつしか…【続きはこちらから】