くるみノート

画家・エッセイストの寺田みのるさん

東京読者会の当日、羽田空港から乗ったモノレールの中で、
運河と浮かぶ船をスケッチをしている男性を見ました。
今見ている風景を頭に叩き込んで、後は一目散に描いていらっしゃるのです。
最初はそれほど気にならなかったけれど、お隣にいた方が「先生」と話していたのと
一枚の絵を10分ほどで仕上げてしまうという描くスピードの速さに驚いて、
おもわず「絵を見せていただけませんか?」と声を掛けてしまいました。
この絵は、羽田空港を描いたものです。

null

そこから話が弾んで、一緒に写真を撮っていただきました。
null

名刺を頂戴して画家でエッセイストの寺田みのるさんだと知りました。
寺田さんの書籍には『あなたと歩きたい・水彩スケッチ集』
『水彩スケッチ119番』などがあります。
寺田みのると行くイタリアのアマルフィの旅もあるそうです。

高校時代は美術部に所属していましたので、
スケッチ旅行はそこで一度だけ出かけたことがありました。
けれどもそれ以来、観ることはたくさんあっても描くことはさっぱりありません。
いつかそんなことができればいいなあと思いました。