くるみノート

青森&秋田読者会

朝晩、宮崎にも涼しい風が吹くようになりました。9月9日は青森で10日は秋田で読者会を開催しました。どちらも初めて訪れる県です。前日入りをした青森では三内丸山遺跡にも行ってきました。

最近縄文時代の話を耳にすることが多くなりました。私たちがイメージしている未開の縄文ではなく、栗などの木の実を採取して食用として、それを育てていたという話もあります。残された柱跡から大家族で住む家もあり、割れた土器などのごみは一か所に集められて捨てられているのです。
埋葬の文化もあり、大人は大人で、子供は子供できちんと並べられて埋葬されています。なにより争いのない縄文時代だったと教えてもらいました。

読者会では、三内丸山遺跡の土地を所有している方がいらっしゃってびっくりしました。今「この遺跡を世界遺産に」と青森では運動を進めていました。もちろん出土する土器などの遺産も価値がありますが、縄文時代の文化を遺産にしたいのだと力説されていました。
ロマンを感じる遺跡でした。

駆け足で出かけた青森と秋田の読者会ですが、いつも温かい読者の皆様に囲まれてとても幸せです。

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