くるみノート

山梨に行って来ました。(^0^)

山梨といえば葡萄や梨など果物がすぐに思いつきます。朝ホテルを観光バスで出るときに、近所のおじいさんが乗り込んで来られました。

カバンには、たくさんの”太陽の恵み 山ぶどう”と書かれた干しレーズンの袋が一杯。「テレビでも紹介され道の駅でも売っています。目にも良くて・・・」近所の副会長さんだと仰っていたこともあって、4袋1000円の山ぶどうはあっと言う間に売り切れてしまいました。「これから孫となんとか・・・」と楽しい話をしていました。
私は「営業はこれくらいの勢いをもってするもの」とお爺さんがヒーローのように見えました。

バスを走らせること数分。「あれ、原産国南アフリカだ!」とお隣の席の方が叫びました。とたんにバスの中はがっかりムード。

1000円という小額の契約ですから問題にならないにしても、山梨=葡萄=地元の物という錯覚は当たり前のこと。地元の人間をPRして売ったのですから、錯覚を期待していないということはないでしょう。

気にしなければ良いことですが、バスの中のがっかりムードを思うと一言ホテルにお伝えした方がよいと思って、今後のことを考えて連絡しました。道の駅では地元産の干し葡萄は小さなひと袋で1000円。考えてみれば当たり前ですね。