くるみノート

やってみたい!

先週、お世話をしているロータリー留学生の歓送会が鹿児島のホテルでありました。3月で奨学生を終了する学生の歓送会です。私は宮崎大学のインドネシアから来たハナさんのお世話を2年間しました。たまたま中国の留学生、キョウ・ケンミンさんと同席で楽しいおしゃべりをしました。ケンミンさんは鹿児島大学で人類学を学び土家族のことで博士論文を書いています。その土家族の出身です。少数民族と言っても800万人います。中国の人口13億 14億と言われる中では少数なんですね。
彼女はこの留学で数々の体験をしてきました。その一つが、鹿児島市内のレストランで食事をしていたとき話しかけられたこと。一言二言お話をして彼女が日本でがんばって研究をしていると分かると「がんばって!」と言って席を外しました。
ケンミンさんが後でレジに行くと、すでに彼女の支払いがされていました。
彼女はびっくりしたのと同時に胸が熱くなったと話してくれました。アルバイト先でもいろいろ面倒をみてもらったりして、留学の体験は心が温かくなることが多かったようです。
娘も同じ大学で学生だったころ、同じ体験があります。「かっこいい~!」と話してくれました。しびれますね。鹿児島人気質もあるのでしょうか。
ところでラインの交換をしようと思ったら、それできないのです。お国の事情もあって難しいようですね。