くるみノート

ヒッコリーウインドに行ってきました。

7月の『くるみの談話室』は京都の読者さんと一緒に北海道の鶴居村にあるヒッコリーウインドに出かけた話を書きました。覚えていらっしゃいますか?みやざき中央新聞が唯一カラー写真を掲載したのは写真家安藤誠さんのお話とその写真を紹介したかったからです。
手つかずの自然の中で、私の中にある自然が共鳴し合うような時間を過ごしました。私たちが出かけた時、ようやく山開きしました。幸運にも満月の夜にカヌー体験もできました。
フクロウの鳴き声、日本の妖怪ともいわれる鵺(ぬえ)の声。多くのカエルの鳴き声。
湖面で聞いていると、別世界に生きているような気がしてきます。動物たちが主役の世界です。
 安藤さんのような資格を持ったガイドさんが同行しないといけない場所ですが、相当な準備をして相当神経を使ってくださるので安心できます。
昼間のこと、釧路湿原を散策していた時、私がうっかり花を踏みつけていてそれを注意されました。人間が歩きやすいように作った脇道も元に戻すには10年はかかってしまうそうです。「エコツアーと思っていてもエゴツアーになります」だそうです。

さて安藤誠さんは、10月に宮崎に来られます。折角の機会なので講演会を開催いたします。10月19日(土)13時~17時アズムホールを予約しました。どうぞお出でください。