くるみノート

『ワン&オンリー宮崎 いのちの会』の講演は香葉村真由美先生

9月8日に第9回『宮崎のワン&オンリー宮崎いのちの会』が開かれました。
年々関わってくださる皆さまのおかげで無事に開催されました。
日本では毎日約500人お腹の赤ちゃんが中絶されています。そのことで傷つくのは当人です。そのためSNSや電話相談で心痛めているお母さんを会ではサポートしてきました。一円玉募金箱をいろいろなところに置いてもらっていますが、そのお金で出産費用の補助などしています。
私の周りはベビーラッシュ。子供たちの世代が結婚して赤ちゃんが授かるようになったからです。でも「おめでとう」の声の横で、悲しんでいる人がいるかもしれない。苦しんでいるかもしれない。宮崎でも1400人が昨年中絶されているから、心が見えたら隣の人がその一人であることもあり得るだろうと思います。

「大事なことは見えない」香葉村真由美先生は、小学校の教え子を通して子供たちの見えない心の声を聞いて来られました。ご著書「子どもたちの光る声」にも先生が関わった子どもたちか登場します。実際お話を聞くと、香葉村先生と一緒にクラスを見ている気持ちになってきます。クラス対抗のラストランの時は走る子どもの姿が目の前に浮かんできて、声を上げて応援したくなります。

クラスの中で暴力をふるうシュウ「お前に何が分かる」というシュウ。リレーでは追い抜かされたら止めてしまうシュウ。
クラス崩壊寸前のクラスを子どもたちと笑顔の卒業式を迎えるドラマのようなお話でした。たくさんのすすり泣きが聞こえてきました。
見えることしか分からなかった私も見えない声に耳を傾けてみようと改めて思います。
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