くるみノート

人参の実験・・・やめました

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水谷編集長の講演の中でも、何度か聞いた『人参の実験』。小学生の女の子が、夏休みの宿題に17日間続けたというもので写真のように、人参に向かって”ありがとう”の声を掛ける。”ばか”」と声を掛ける。無視をする。こうやって暫く続けると、ありがとうの声を掛けられた人参は元気で、バカと言われた人参は黒くなり、無視された人参はどろどろに解けたそうです。
ネットでその実験が載っていたこともあり、私もいつかやろうと思っていました。

昨夜、無農薬で有機栽培の人参があったので、準備をしました。
シャーレもないので、家にある器に入れ、間違いのないように種類が分かるようにしました。中学の息子から鼻で笑われながらも「面白そうだから」と言っていざやろうとしたところ「ばか」と声を掛けることができなかったのです。

「ばかだなあ」とか「ばかなんだから」と日常的に言うことがあるのに、何か対象に向かって「バカ!」と言葉を吐くことができないのです。なんだかものすごいエネルギーの要る言葉のように感じられます。自分の気分も悪くなりそうだし、人参も可愛そうに思え、これを何日も続けるのが苦痛になりました。

ということで、あれだけやってみようと思ったのにあっさり止めました。
言霊って本当にあるような気がします。