会長になる決意~ロードレースを走りました
こんにちは。会長の松田くるみです。令和元年10月10日。代表を退きました。私が代表取締役に就いたのが16年前の平成15年10月10日。この日にこだわりたかったので法務局に届け出る日も10月10日としました。この日より会長に就任しました。
代表の責任はとても重いです。こんな小さな会社ですら大変でした。
16年前、宮崎県の韓国岳に登り代表の決心を固めたことを覚えています。編集長の陰から、前面にたって会社の代表をする覚悟ができるのかと悩みましたが、登頂してすがすがしい気持ちになったことが思い出されます。
人生を3分割すると、後半期に入りましたので、「ゆっくりしたい」気持ちと「走りきりたい」気持ちが交錯します。そんなとき執行草舟先生のご著『根源へ』を読み、そこでパスカルの言葉「最期の幕は血みどろなのだ」の言葉を見つけました。私の人生が血みどろになることは想像つきませんが、それぐらい覚悟して後半期に入ろうと思った矢先、長女から誘いがありました。
「明日東立石ロードレースがあるんだけど、参加する?」
家族全員参加するとのこと。私は中学校以来走ったことがないけれど、会長就任の覚悟決めるために走ろうと決め一般参加で走りました。
心臓がバクバクしながらも「最期の幕は血みどろだ~まだまだ大変なことが待っている。」とか「西田文郎先生のリハビリ中は脳を楽しいとだましたなあ」だから「楽しい」「楽しい」「口角上げて」「手をよく振って」とか言い聞かせながらなんとか完走できました。マラソンをする人にとっては短距離のようなものですが、私には奇跡のような1500メートル。葛飾区長より女子4位の賞状も頂きました。
後半の人生を走りきる覚悟がひとつできました。これからは会長として、会社を支えてまいります。