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『FACTFULNESS』 心が穏やかになります。

コロナ感染対策の一環で、弊社も自宅勤務が半分となりました。

さて、40年以上前の話ですが、私の大学入試のとき、学部をどこにするのかと悩みました。その時、『食糧危機』という言葉がマスコミからセンセーショナルに届き、理系選考でしたので、飢えたらどうしようと心配で、農学部を選びました。(;’∀’)

2000年問題の時は、コンピューターの誤作動で、飛行機が落ちるのではないか」とか
色々なことが心配されていたことが思い出されます。
私は、電気が止まってしまったら、掃除ができないからストレスが溜まるだろうから、家の中を掃く箒を買いました。たまにその箒を使うことがありますが、あの時の心配も一緒に思い出されます。

そんな私が、心が穏やかになった本が『FACTFULNESS』
10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を見る週間~と、書かれています。
本屋さんに平積みにされていますから、読んだ人も多いはずです。

世界を4つの生活レベルに分けて、一日1ドルで暮らす極度の貧困の人たちは ここ20年間で半分になったそうです。
紛争地域やその周辺、そして極端にやせた土地に住むおよそ10億の人たち。20年前はおよそ20億人いたことになります。

私が心配していた食料危機ですが、食物の単位面積あたりの収穫量も私の生まれた60年頃の3倍収穫できるようになっているのですね。

私の大好きな自然保護の分野でも、陸地に占める自然保護区の割合も、2016年で14.7%。
1950年ごろから、ずっと増え続けています。少しほっとしました。(P80)

だからと言って、著者のロスリングさんは、目前の危機に備えなくても大丈夫なんて、楽観的なことを伝えているのではありません。

「恐怖と危険は違う」どうせなら、危険なことを怖がろう。
起きる可能性が低いと、本当に危険なことを見逃してしまう(P158)

福島の原発事故についても触れています。(P148~152)
原発事故の避難で被ばくにより死亡した人は0人に対して、避難の影響で亡くなった人は1600人。この人たちは、被ばくを恐れての避難によりストレスが重なったためだそうです。
コロナショックと言われていますが、基本的な感染を防ぐ行動はきちんととって、必要以上のストレスに負けないようにいたしましょう~

心が穏やかになる本のおススメでした。