くるみノート

加江田神社の玉垣寄進

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宮崎市にある加江田神社は、寛文2年(1662年)の外所大震災で水没した為、現在の高台に移転しました。その後の平成5年の台風で鳥居が倒壊したなど、被害も大きかったので、奉賛会の皆さんが神社の整備を本格的にされました。田野と日南を結ぶトンネルを掘ったとき出た大量の岩を貰い受けて石垣の整備に充てるなど、智恵を集めながらの事業だったそうです。

天皇陛下即位20周年、本殿再興210年の今年は大震災から350年。灯篭23基、玉垣80基が多くの方々の寄進で新たに建てられました。

初詣に出かけた際、玉垣寄進の募集をやっていました。残されたのはあと3基。
「おめでたいことだからやりましょう」とその場で水谷と二人分申込をしました。
今日その落成式が、明るい日差しの中執り行われました。

驚いたのは、残りの一基は、㈱畳ショップイマムラさんでした。
みやざき中央新聞の読者さんでもあり、毎年のお正月の年賀広告で覚えていらっしゃる方も多いと思います。お互いに「おめでたいね~」と言いながら喜んでいました。

近所でもないし、奉賛会に入っているわけでもないのですが、年に一回お払いをしてもらう際、川越宮司が祝詞をあげる声に魅かれてファンになりました。私たちのようなファンが多いのも外の神社と違うところかもしれません。だから大きな事業ができたのだと思いました。