おかげさまで3000号
魂の編集長 水谷もりひと
今そこそこ幸せな人にはきっとこんな先祖がいた
2022年に日本講演新聞は、前身の宮崎中央新聞の経営を引き継いでから30周年を迎えました。また、昭和30年3月の創刊から今年の11月で3000号になります。これも読者の皆様あってのことです。本当にありがとうございます。元々宮崎で発行されていた宮崎中央新聞と出会ったのは30歳の時でした。東京から宮崎にUターンした時、…
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社説
絶望の中で思った、「私でよかった」
魂の編集長 水谷もりひと
「我思う、故に我あり」とは、17世紀のフランスの哲学者、ルネ・デカルトの言葉である。「自分を含めて自分の周りにある物事や現象は本当に確かなものなのか」とすべてを疑うデカルト。「しかし、そう疑っている自分が今ここに存在していることは疑う余地がない。故に我あり」というような意味だ。存在とは「意識」のことである。思う、感じる、考える、疑う、喜ぶ、絶望する、そんな意識が自分を自分たらしめている。先日、神田豊島屋の木村蓉子会長の話を聞いた。別れた後、デカルトのその言葉が脳裏に浮かんだ。木村さんは…
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