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2020年3月16日 第2828号

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「あなたへ」
すがとよ酒店女将
菅原文子さん
私の「生きる道」はこれしかなかったのです


私は2011年3月11日の東日本大震災当時、宮城県気仙沼市の鹿折という地域で、代々続く「すがとよ酒店」を主人と2人の息子と一緒に切り盛りしていました。その日は暖かくて、「もうすぐ春が来るね」と皆で談笑していました。突然大きな揺れがきたのは午後2時46分。息子2人はお酒の置いてある棚を必死で押さえました。しかし…【続きはこちらから】

社説
「苦しみや悩みにこそ意味がある」
魂の編集長 水谷 もりひと


…『ぼくの命は言葉とともにある』(致知出版社)の著者・福島智さん(57)は、ある極限状態の苦悩の中で「自分はなぜ生きているのか」と問い続けた。そして長い思索の旅の途中で「自分は自分の力で生きているのではない」ことに気が付いた。「明日までの命です」と告げられもせずに突然の事故や災害で亡くなる人もいる中、自分は…【続きはこちらから】