2020年6月1日 2838号
里みちこ詩語りの世界
詩人
里みちこさん
歓びは みるもの きくもの ふれるもの 感じ 考え 観じゆくとき
私の「生きなおし物語」も、度重なる「偶然」に導かれていました。もう31年も前の、天安門事件が起こった6月4日のことです。その「創(はじ)まり」は旅先・札幌での些細な転倒事故。全身を貫く激痛からでした。医師の手当のギプスを外すと、痛みは取れたものの歩けなくなっていました。9ヶ月後、…【続きはこちらから】
社説
「誰かの人生を支えた本を読みたい」
魂の編集長 水谷もりひと
…「ステイホームの楽しみ方」がネットに出ていた。「特に何もしない。ゆったりと休む」が一番多かった。そして普段やりたくてもできないこと、たとえば「片付けや断捨離」「料理やお菓子づくり」「映画やドラマを観る」が続いた。かつてはあり得なかった「オンライン飲み会」もあった。期待していた「読書」は、やはり少なかった。
本は、学びや趣味のツールとして、何世紀も昔から数知れない人々の人生を支えてきた。と同時に本を取り扱う本屋も我々の生活に無くてはならない街のスポットだった。
ところが…【続きはこちらから】