2022年 11月7日 2952号
かがやくいのち
一般社団法人助産院いのちね 副代表理事
岡野眞規代さん
「自然なお産の意味」を伝えたい
私は、大阪市の助産婦学院を卒業後、実習病院であった公立病院に14年間勤務し、民間病院の婦長として働かせていただきました。1999年7月からは、開院した吉村医院「お産の家」の婦長として勤務し、院長の吉村正先生のもとで5年間、命の誕生を見てきました。吉村医院でのお産は、母子共に輝いていて生命力のすごさに感動することばかりでした。私はずっと病院でのお産が、教育で習った通りそれが正しいと思って誠実に働いていました。でも…【続きはこちらから】
社説
「もし」が全部起きて繋がって今ここに
魂の編集長 水谷もりひと
今年4月に入社した弊社の女子社員が、先日初めて有給休暇を申請してきた。その用紙の備考欄の言葉を見て、「面白い!」と思った。「誕生日休暇」と書かれてあった。誕生日は人から祝ってもらう日、プレゼントをもらう日と思い込んでいる人も多い。だから祝ってくれる人が誰もいないと普通の日と同じように過ごしたり、忘れている家族に責め心を持ったりする。また、「誕生日は親に感謝する日」と言う人もいる。それはそうなのだが、…【続きはこちらから】