とね書

喜多川泰語録~その4

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働くとは、
自分の時間を
誰かの喜びに
変えることだ

喜多川泰著 【One World】より


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卒業を控えたとある中学生の話。

明日の授業で行われる「お別れ行事」に備えて
「クラスの仲間たちのためにミサンガを作ろう!」
と提案した友だちがいた。

その友だちから彼女は、
「あなたも協力してくれる?」と頼まれた。
彼女は、進学が決まっている高校から
山盛りの宿題が出ているにも関わらず、
出来上がりまでに1つ1時間程かかるミサンガの材料を
7つ持って帰ってきた。

母は娘の身体を心配するあまり、容易く受けて帰ってきたことに
「自分の置かれている状況をもう少し客観的に見るようにしなさい」と叱責した。
しかし彼女はきっぱりと母に言った。
「高校に行ったら、みんなとはなかなか会えなくなる。
大変なのは分かってる。
お母さんに叱られるだろうことも分かっていた。
それでも私は、
私に頼んでくれた友だちの期待を裏切りたくないのだ。
と・・・

そして彼女はクラスメイトのために徹夜した。
明日のみんなの笑顔を思い浮かべながら・・・

☆☆☆~☆☆☆~☆☆☆~☆☆☆


人は、誰かのために行動できたときに
相手が喜んでいる顔を見て
幸せを感じる生き物だと思います。

彼女の想いを知り、
【傍が楽になる】傍楽き方をしたいと
改めて思いました。