とね書

残り物には福がある

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社内でくじを引いたり、ゲームをしたりすることが度々あります。
お正月は神社でおみくじを引いたりもします。
そして決まって私はくじ運が悪いです(笑)

一方で、くじ運のいい人、これがまた必ずいます。
大きな声では言いませんが、我らがN部長です。

けれど、私は言いたい。
たとえくじ運が悪くても、おみくじがいつも小吉でも、気づかない大吉がゴロゴロしてるじゃん!
思いがけず花をもらって帰ったりぃ・・・
なんの記念日でもないのにプレゼントをいただいちゃったりぃ・・・
昨年の暮なんて、ダイソンの掃除機が舞い込んできちゃったもんね。
偶然ラッキーが到来♪

いただきものばかりじゃなく、事故に遭わずに済んだとか。
なんだ、偶然の幸運に気がついていないだけじゃないの?
悪運、幸運を自分で線引きしている部分もあるし。
人間万事塞翁が馬ともいうし。

【偶然のチカラ】※1という本が友人から送られてきました。
すぐに私に読んで欲しいだけの課題が隠されているんだろうなと察しました。

偶然の出来事って一体どんな仕組みなの?
そもそも偶然ってあるんですか?
嫌な予感しかしないときの最悪の結果とか・・・
「無」でいるときの幸運の訪れとか・・・
前世からの善行?
原因あっての結果あり?
いやでも、そうなると自然災害はどうなの?って話になる。
それは善悪とか関係ないでしょ。

ムムムッ、読んでみるか。
そしてやはり・・・興味深いことが書かれてました。

『人間は誰しも自分が選んだことにとらわれて自由な判断ができなくなる』
はぁ、そのとおりだなぁ・・・


『他人が選んだことなら別に影響はないけれど、自分の判断が加わると誰もがそれに多少の責任を感じるようになる。』
はぁ、確かに・・・・
おみくじとか、自分の選択の力はこんなもんかと、【小吉】で意気消沈してるし(笑)


『賭け事の勝ち負けが50%の確率で決まる場合、その賭け事を申し出た当人が最初にコールすること、つまり相手に選んでもらう事が必勝法である』
うぅーん、不幸は選択ミスから起こるのか・・・
じゃぁ自分が先に選択しなければいいんだな。


『自分で良い悪いを選択しない』
『世の中にはどうにもならないこともある』
『我が身に起こったことは必然と捉える』
『流れに任せる』

とにかくこの本には
『自分で選択するべからず』
と何度も書かれていました。
というわけで【残り物には福がある】
これだ。絶対これだ!笑

あ、そうそう、もう一つ興味深いことが。
『いいセールスマンは、こちらから説得するのではなく、相手が自分で決断を下せるように導いていく。』
そう書かれてます。
あぁそういえば、あの営業の神様※2がそんなこと言ってたっけ。
ぬぬぬっ。営業の真髄がまさかこんな究極の選択に反映されているとは・・・


※1 偶然のチカラ 植島啓司著 集英社新書
※2 永業塾主宰、中村信仁氏のたとえ

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