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瞑想するタイミング

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人生には何度も試練が訪れます。
仕事、恋愛、家庭、交友関係など、私たちは常にストレスと闘っています。

自律神経や体調を整えようとヨーガを始めて1年あまり。
そこに疑問がでてきました。

ヨーガは、坐禅や瞑想をするときと同じポーズをとることがあります。
また最近ではマインドフルネスという言葉も多く耳にするようになりました。


◎ヨーガ
◎瞑想
◎坐禅
◎マインドフルネス


これらは一体どんな行為を指すのか、どんな関係性があり、違いは何なのか。
そんな疑問を調べてみると、
ヨーガ・坐禅・マインドフルネスはそれ自体が行為であり、
瞑想は状態を指すということがわかりました。
要するに、ヨーガ・坐禅・マインドフルネスといった技法の中に、瞑想という状態があるということ。

そもそもヨーガの目的は何なのか。
簡単にいうとヨーガには8支則があり、その7番目、ディヤーナ(静慮)という状態になること。
これは集中が深まった静かな精神状態を表します。
宇宙(梵)と自分(我)が融合されるような(梵(ぼん)我(が)一如(いちにょ))瞑想状態になること、つまり、自然と自分が一体になるような瞑想を目指しています。

では坐禅の目的は何なのか。
坐禅をすること自体が目的であり、坐禅をした時点で目的は果たされているので、目的自体はないのです。
『欲しい⇔欲しくない』
『求める⇔求めない』
こういった相対的な世界から脱却することが禅であり坐禅なのです。
禅において『無』が標榜されるのはそのためです。


ではマインドフルネスの目的は何なのか。
瞑想による効果を社会の諸分野に応用させること。
ストレスの緩和や集中力の増大させ、医療や心理・ビジネス・スポーツ・教育・福祉など多方面に有益に応用する試みです。
意図的にの瞬間に意識を向け、判断や解釈をしない心の状態を作り、瞑想による諸効果を日常生活に活かすことがマインドフルネスです。


スティーブ・ジョブズが瞑想を習慣としていたのは有名な話ですが、定期的に瞑想をしていないと落ち着かず、1997年にアップルに復帰したとき、問題に足を取られすぎて瞑想の時間が取れなかったことが健康問題の最大の原因になったと近い友人に話したそうです。

いろいろな大学や専門分野の研究でも、瞑想を極めれば身体をリラックスさせるプロセスが自動的に起こるようになることがすでに分かっており、マイクロソフト社のビル・ゲイツ、アドビやマッキンゼー&カンパニー、ナイキ、グーグルなど時代をリードする企業では、大いにマインドフルネスを取り入れているようです。

チームを全米チャンピオンに導いたプロバスケットボールのコーチ、フィル・ジャクソンは筋力トレーニングや走り込みも大事だが、メンタルの強化も同じくらい大事だとして、マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントにも瞑想の指導ををしていたそうです。
レブロン・ジェームズがタイムアウト中に瞑想している姿がYou Tubeで人気です。

このようにマインドフルネスが有効な理由として
集中力向上
人間の集中力の持続時間は数秒と言われており、電話やメールが入るだけで注意が逸れるのです。人間はマルチタスクに不向きだということです。
しかし瞑想を行うことで集中状態に戻すことができ、頭の中を整理することで業務の優先順位付けができるようになります。

生産性向上
前帯状皮質(自己制御能力を司っています)が活発化し、気付きや、その気づきを受け入れる能力がアップします。そのため、スピーディーかつ最適な意思決定を下すことが可能になり生産性が上がります。

ストレス軽減
自律神経が整うことにより、自然に心のストレスが軽減されます。

良好な人間関係
自身の心と身体の状態を冷静に受け止められるようになるため、怒りや焦りに振り回されなくなります。
共感性が高まり、相手の感情の変化にも気づくことができるようになります。


ストレスや不安は自動反応であり、求めなくても向こうから勝手にやってくるものなので、日常から瞑想でメンタルを強くすることは、全ての人々の幸せに繋がるのではないでしょうか。


参考文献
『図解マインドフルネス』 医道の日本社 


『5,000人のグーグル社員が行う瞑想』