ホーム記事一覧取材ノート

取材ノート 2755号(2018/08/27)
台湾一周 ヒッチハイク<前編>

台湾特派員 朝國孝亮
 宮崎市内の高校を卒業して、大学の進学先を国内ではなく、高校時代にご縁のあった台湾にしました。あれから丸3年。台湾でWeb版「みやちゅう」を読みながら、今後、中国語版「みやちゅう」を広げていきたいと考えています。

 さて、話は昨年のこと。台湾での生活にも慣れ、充実した日々を過ごしていたある日、1年半付き合っていた彼女から突然別れを告げられました。あまりにも急な出来事に、ショックで何日も立ち直ることができませんでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~


 2週間が経ち、このままではダメだと思い、ひとつ大きなことに挑戦しようと考えました。台湾一周の旅です。

 実行するにあたり、僕なりにいくつかの条件を付けました。

 1.ヒッチハイクで一周する
 2.最低限のお金しか持たない
 3.出会った人の家に泊めてもらう

 この挑戦に最初はワクワクしていましたが、スタート当日の朝になると、不安で心が押し潰されそうになりました。

 日本の国旗と行き先を書くボード、2日分の着替えを持ち、出発地点と決めた大学の前に立ちました。しかし、ボードを出すのが恥ずかしく、「やっぱりやめようか」「本当にできるんだろうか」と考えながら、30分以上ウロウロしていました。

 そしてヤケクソでボードを高く掲げました。その瞬間、目の前に1台のバイクが止まりました。「あれ?」

 その男性は僕のボードを見ながら、「結構遠いね。ここは車が少ないから高速の入り口まで送ってあげるよ」と言ってくれたのです。ヒッチハイクの第一号車はスクーターでした。

 高速の入り口付近で降ろしてもらい、まだ緊張が残る中、再びボードを掲げると、10秒も経ってないのに1台の車が止まりました。「はやっ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~


 結果から言うと、このヒッチハイクの旅で何十台もの車に乗せてもらいましたが、ボードを掲げて10分以上待つことはありませんでした。日本にいる知人が東京・大阪間をヒッチハイクした際、最高で6時間以上車がつかまらなかったとSNSに投稿していましたが、それと比較せずとも、この早さには感動すら覚えます。

 最初のドライバーの方はすごくフレンドリーな方で、「失恋してヒッチハイクか、青春だね(笑)」「僕の奥さんも結婚前は可愛かったのに今では尻に敷かれてるよ」などと話しているうちに目的地に到着。

 初日はその方の家に泊めてもらいました。夕食をいただき、深夜までお酒を飲みながら語り合いました。

 翌朝は、その方が仕事に行くついでに高速のサービスエリアで降ろしてくれました。別れ際に日本の国旗に応援メッセージを書いてもらいました。

 そして何と、この車の2台後ろを走っていた車が次のヒッチハイクの車になりました。

(次号に続く~台湾特派員/朝國孝亮)
お友達紹介
カレンダー
<前月  2018年08月  翌月>
 
 
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
 
ブログ
  • 水谷もりひとブログ
  • くるみノート
  • とね書
  • スタッフブログ