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取材ノート 2788号(2019/05/13)
この追い風に乗って

編集部 村中愛
 先月、沖縄でみやざき中央新聞読者会を開催しました。

 私は初めて訪れる沖縄で、今回初めて読者会の仕事を担当しました。「初めて」づくしで最初はとても緊張していたのですが、皆様の温かい笑顔を見たら、それまでの緊張が一瞬で吹き飛びました。

 編集長の講演が始まるまでのわずかな時間で、初対面とは思えないくらい読者さん同士のお話が弾んでいました。終わった後には「その場の雰囲気がよかった」というお言葉をたくさんいただくほど、終始和やかな会となりました。

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 講演の後、食事をしながらの懇親会が開かれました。その会場のお店にあった「あるもの」をきっかけに、読者さんから沖縄に伝わる素敵なお話を聞くことができました。

 その「あるもの」とは割り箸の袋です。そこには「八重山ミンサー」の模様が印刷されていました。

 八重山ミンサーとは、沖縄県八重山諸島の竹富島発祥の織物で、主に帯として使用されています。

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 帯の中心にある四つ玉と五つ玉の組み合わせが八重山ミンサーの特徴です。この模様には「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」という意味があるそうです。

 また、帯の両端には「ヤシラミ織」というムカデの足に似た模様が入っています。これには「足繁く通ってください」という願いが込められているのだとか。

 かつて存在した「通い婚」の風習を背景に、男性の求愛に対する返答として女性が織り上げて贈ったという伝承が島に残っているそうです。

 このお話を教えてくださったのは知念章さん・尚美さんご夫妻。お二人の薬指に輝く指輪にも、四つ玉と五つ玉の模様が刻まれていました。

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 知念さんご夫妻は、章さんの故郷である沖縄で起きているさまざまな問題に心を痛めていました。

 「いい情報が沖縄県内で流通すれば、いい感情の人が増え、沖縄ももっと住みやすい島になるのではないか」。お二人はいつしかそんな思いを抱き、長年住んでいた大阪から沖縄へ移住後、沖縄のいい話だけを掲載するローカル紙『グッドニュース沖縄』を平成最後の「昭和の日」に創刊されました。

 『グッドニュース沖縄』や愛知県で発行されている『きぼう新聞』など、本紙のように「いい話」を発信する拠点が全国に広がっています。私たちもこの追い風に乗って、新しい令和の時代も読者の皆様へ感動と元気をお届けしてまいります。

(編集部/村中 愛)
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