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仕事って何ですか?

温かい食べ物にほっとする季節となりました。
みなさん、こんにちは。ハートスタッフの河内です。

先日参加した、雑誌「暮しの手帖」の元編集長、松浦弥太郎さん講演会でのお話です。

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戦後すぐに出版された「暮しの手帖」創刊者、大橋鎮子さん(NHK連続テレビ小説 とと姉ちゃんのモデルとなった方)との出会いは、2005年2月の世田谷文学館 暮しの手帖展覧会で、弥太郎さんが講演会をされた時のこと。
その講演の中で、弥太郎さんは「最近の『暮しの手帖』はおもしろくないです!」と話されたことが、すべての始まりだったそうです。

その後、鎮子さんに「あなた、よく言ってくれたわね、最近の『暮しの手帖』はおもしろくないのよ」と見初められ、くどかれ、編集長の座に就くことになったと言われていました。
弥太郎さんを編集長に選んだのは、鎮子さんの勘だったそうです。

弥太郎さんが編集長に就任されてから約3年間は、部数の伸び悩み、長年の愛読者様からのクレームのお手紙等、苦難続きだったとのこと。どうしていいか悩んだ末に、向かった先は、鎮子さんの元でした。

弥太郎さん「仕事って何ですか?」と尋ねられたところ、
鎮子さんから返ってきた言葉は、だた一言
「困っている人を助けるのよ、ただそれだけ。」

そこから、人が何に困っているか自分をアンテナにして見つけていこうという視点に代わったことで、ある日ピタリとクレームが無くなったそうです。

もう一つ鎮子さんからの言葉を紹介されていました。
「365日探さなければいけないのは、愛情不足を探すこと。」
例えば、引きだしの中で使われていない鉛筆。
例えば、コピー機の後ろの落し物。
例えば、包丁で汚れているのは、いつも洗っている刃の部分だけなのか。。。

周りの人が何に困って何に不安なのか、そこに自分の愛情を注ぐことが、
仕事の原理原則だとお話されました。

さらにもう一つ、これは弥太郎さんの言葉です。
「人は弱い存在です。」
~自分も含め、人はみんな弱い存在。まずは自分の弱さや寂しさ、不安を認めるとことで
人の弱さ、不安、寂しさも愛することができる。そこから何を届ければいいのかが見えてくる。
そんなお話でした。

弥太郎さんは、自分の人生を変えるきっかけとなった大橋鎮子さんとの出会い、
そして鎮子さんからいただいた大切な言葉を私たちに伝えてくださいました。


現在、松浦弥太郎さんは、WEBサイトで情報を発信されています。

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