「長時間労働とは3つの欠如」3分間スピーチ版まとめ
今朝の3分間スピーチは、ハートスタッフマネージャーの小坂でした!㈱東レ経営研究所社長の
佐々木常夫さんの講演会
「みやざき働き方改革講演会」のアウトプットです。
佐々木さんは4人兄弟の2番目。
6歳でお父様を亡くされ、
お母様が女手一つで家族を養ってくださったそうです。
東レに入社し、忙しい日々の中、
一人目のお子さんが自閉症、
育児の不安で奥様がうつ病になり、
46回も入退院を繰り返していました。
仕事、家事、育児、介護…
「とにかく時間がなかった」そうです。
そんな中、常に考えていたこと
●生産性向上(タイムマネジメント)をいかにするか
●仕事と家庭をどう両立させるか(ワークライフバランス)
≪生産性向上のための仕事の進め方4つ≫
①計画を立て、その仕事の重要度を決める。
すぐに走り出さないこと!
②シンプルにする
事務処理、資料、会話をシンプルにする
③自己研鑽する
向上心を持つと仕事が面白くなるので、常に自己研鑽する
④自己主張もし、それ以上に他人の意見を聴く
佐々木さんの座右の銘は
「良い習慣は才能を超える」
≪ワークライフバランスの実現に向けて≫
時間を短く、でも最大限の結果を残すために
①仕事が発生した時の品質基準を決める
(すべてが最高基準でなくてもいい)
②最初はまねる。その後、変えていく。
③メールは正確に、簡潔に。時にはTELする
④チームのミーティングは頻繁に。でも時間は短く。
佐々木さんにとっての長時間労働とは、
「3つの欠如」なのだとか。
欠如1.プロ意識
限られた時間の中で結果をだそう!
欠如2.想像力
長時間労働が体を壊すので、想像力を働かせよう!
欠如3.羞恥心
結果もあまり出さずに残業するのはやめよう!
仕事と子ども2人でヒイヒイ言っている私です。
佐々木さんの忙しさは想像を絶しますが、
最後の言葉にぐっときました。
~人生は様々な困難なことでも
運命として引き受けるしかない。
慌てず、騒がず、淡々と~
さすがですね。
こういう人がトップに立ち、社会を引っ張っていくのでしょう。
ちっちゃいことで騒いじゃう私はまだまだ。
よし、今日もがんばろー!
広報部、重春文香でした☆
本紙では10年前に佐々木さんを掲載しています。