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杉浦誠司さん4回目の記事と「スカーレット」

広報部の重春です。

NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」の主人公・川原喜美子の息子、川原武志が白血病と余命宣告されてから、ツライ回が続いています。

武志は29歳くらいの設定です。
子どもに先立たれる親の想いは想像をはるかに絶するものだと思います。

3月27日の回では、喜美子が担当医に勧められた「患者の会」を、同じ病気と闘う同室の男の子のお母さんにも勧め、一緒に「患者の会」代表の話を聴きました。

同室の男の子は食欲も落ち、1年前とすっかり変わってしまっています。

代表の方の明るさに、その母親は
「そんなのん気でいられません。息子には時間がないんです」とその場を後にします。

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文字職人の杉浦誠司さん4回目の記事が頭をよぎりました。
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難病と闘う子どもたちを元気にするために、文字を書く機会を与えられた杉浦さん。

でも、「おじいちゃんが文字を書いたら、僕が元気になるの?」と背を向けられます。

その息子の対応にお母さんは激怒し、取り乱した様子で出て行ってしまいました。

「ごめんな」と杉浦さんが言うと、その子がこんなことを言ったのです。

「お母さんね、僕が病気になってから笑わなくなっちゃったんだ。だからお母さんを笑顔にしてほしいんだよ」

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その後、杉浦さんはその子に、お母さんのことを色々聞いて、お母さんに文字を書き、お母さんを笑顔にするのでした。

子どもたちにとっての元気の源は、お母さんの笑顔なんですね。

子どもが元気でいるだけで有難いです。
そのことを噛みしめて、子どもたちと笑顔で接しないとなと感じました。