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【イライラは技術で抑えられる】

『子どもが変わる怒らない子育て』(フォレスト出版)を読みました。

「怒る」「怒らない」は、その人の人格だからどうしようもなく、「怒らない人」になるためには、人間的成長や修行が必要だとばっかり思っていました。

しかし、違いました。

「技術」でした。

「怒らない」という技術を身に着ければ、怒りやイライラはコントロールできるのです。

たくさんの技術があった中で、子育てに関係なく使えるコツを3つ紹介します。

●第一感情を意識し、伝える。
●魔法の呪文を唱える。
●状態を整える。

【第一感情を意識し、伝える。】
怒りとは第二感情で、実は第一感情は、不安、心配、ストレス、焦りです。

「怒りの記録」というものを付けると、自分の怒りやイライラの傾向が分かり、事前にイライラを回避できるようになります。

≪例えば、私の場合≫
朝の支度の際に、バタバタして「早くしなきゃ」という焦りから、子どもに対しイライラしてしまうという傾向があると分かりました。

だから、30分早く起きて、時間に余裕をもった生活をするように心がけました。

子どもに対しても、「どうすればいいか」ということだけを伝えればよくて、支度を促すことができたりと、イライラが減りました。

イライラの前にある第一感情を意識することが大切ですね。

【魔法の呪文を唱える。】
その呪文とは、「誰が決めたの?」です。

これを唱えるだけで、「〇〇すべき」「〇〇しなくてはいけない」という心をの枠を広げることができます。

(例えば、私の場合≫
「テレビは長時間観てはいけない」という枠があり、子どもたちにテレビを勝手に見せられると、イライラしていました。

でも「誰が決めたの?」と問うことで、「毎日じゃないし」と思えるようになりました。

「この場面が終わったら消そうね」とか
「お風呂が沸いたら、消して入ろうね」とか
「絵本読もうか!」とか言うと、子どもたちも素直に消してくれます。

【状態を整える。】
人に接するときは、自分が良い状態でいることが大切です。
良い状態にするために変える3つのこと。

◎焦点を変える(良いところを見る)
◎言葉を変える(良い言葉を使う)
◎体の使い方を変える
 ・背筋をのばす
 ・視点を上向きにする
 ・笑顔をつくる
 ・胸を張る
 ・スキップをする

思考や感情を変えるのは難しいけど、
(私の場合はつくり笑顔も難しい)
視点を上向きにすることはできそうです♪

自粛自粛と、コロナ鬱、コロナストレスが溜まっていますが、体の使い方を変えて、ハッピーな状態で、周囲の人と接することができるように努めたいと思います。


番外編【写真に記録する】
子どもが思わぬ行動をして、怒ってしまいそうなときは、その状況を写真に撮るといいそうです。

例えばこんな感じ。
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コップをかみ砕いても、悲鳴を上げただけで済みました。

広報部、重春