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砂漠で咲いたバラのごとく…~日本講演新聞 山本孝弘

砂漠のような過酷な状況の中で、必死に花を咲かせたある女性がいます。

サヘル・ローズさんです。

日本でも活躍されているイラン人のタレントさんで、皆さんもよくご存知だと思います。

「サヘル」というのはイラン語で「砂漠地帯」を意味します。「ローズ」はバラですよね。
この名前は里親になったフローラという女性が、
名前のなかったサヘルさんに
「砂漠であっての美しく咲くバラのように生きて」
という願いを込めて付けた名前だそうです。

●どうしてサヘルさんとフローラさんは母娘になったか、
●どうしてサヘラさんは日本に来たのか、
●どうやってタレントになったのか、
●今どんな活動をしているのか、、、

その物語が社説になりました。

12月21日号の社説です。
中部支局長・山本孝弘が書きました。

これまたいい社説を書いてくれました。
山本さん、絶好調ですね!!

タイトル:砂漠で咲いたバラのごとく…

今から30年前、フローラさんの故郷イランはイラクと戦争をしていました。

当時、女子大生だったフローラさんが、
ある日、空爆を受けた建物には入って救助活動をしていました。

生きている人はいないくらい悲惨な状況だったみたいですが、
ふと見ると瓦礫の中から小さな手が出ていました。

触るとまだ温かくて、急いでフローラさんは
その瓦礫を撤去し、
その小さな手を助け出しました。

その子が、当時4歳のサヘルさんだったのです。

その後、サヘルさんは孤児院に預けられましたが、
フローラさんはこの少女のことが忘れられず、

その2年後、孤児院を訪ねました。

そして、6歳になったサヘルさんにこう聞きました。


「私の子どもになる?」


こうして2人は母娘になりました。

その後の二人の人生は、苦労の連続でした。

父親からの虐待、
それを逃れるためのホームレス生活、
そして学校でのいじめ、、、

死を決意したサヘルさんが、
生きる覚悟を持てるきっかけになったのは、
やはりフローラさんでした…

何度読んでも泣けました。
原稿書きながら泣けて、練習しながら泣けて、
収録しながら泣けて、、、
さらーっとしか説明できなかったので、
あとはこちらをご覧ください↓↓
https://miya-chu.jp/web/article/shasetsu/item_4497.html


このような壮絶な過去を乗り越えた人の話を聴くと、自分は恵まれているな、とか、まだまだやれるな、という気持ちになりませんか?

私たちはこれからも、このような感動・元気・ためになるお話をお届けしてまいります!!!!