水谷もりひとブログ

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質問されない僕

たとえば、僕が誰かと食事をしたり、お茶をしたりしたとします。
僕は、その相手に興味があるので、いろいろ質問します。

初めての人でしたら、名刺を交換した後、相手の仕事のこと、出身地とか、あまり深くは突っ込むと失礼なので相手が話しやすい話題を聞き出します。

以前から知っている人であれば、「最近読んだ本はないか」とか、「最近観た映画はないか」とか、「最近なにか変わったことはないか」とか、会話が弾む程度の話題を投げかけます。

当然、質問すると、返ってきます。その返ってきたことに対して、ちょっと突っ込みを入れるとさらに会話は弾みます。

名刺を見て、「運送関係のお仕事ですか? 県外なども結構多いんですか?」
「日本全国飛び回っていますよ」なんて返ってくると、
「全国に営業所があるんですね」
「ええ、そうですね」
「やっぱり年度末とか忙しいんでしょうね?」

こんな感じで話題はどんどん弾みます。

知っている人でも同じです。
「この前、フェイスブックで見たけど、ヨーロッパに行ったんだって?」
「そうそう、遊びでね」
「いいね。何泊で?」

こんな感じでどんどん会話は弾みます。

あまりプライベートのことを聞くと嫌がられますが、会話に弾みがつく程度の質問はされると嬉しいものです。

それだけ相手が自分のことに興味を持ってくれている証なので、ついしゃべりまくります。

特に僕は、職業柄、ついつい質問をしてしまいます。
そうすると相手はどんどんしゃべってくれます。

先日も、東京からお客さんが来たので、一緒にランチをしに行きましたが、99%、相手がしゃべっていました。


そうなんです。
なぜか、僕は質問されることがほとんどありません。

こっちからAさんに会いに行く。Aさんはわざわざ会いに来てくれた僕にいろんな話をしてくれます。でも僕に質問はしません。

逆に、いろんな人がうちの会社に来ます。僕はわざわざ来てくれた人の話をひたすら聞きます。その人が僕に質問してくることはほとんどありません。

今までそれが普通だったのですが、最近、自分ってなんでそんな聞かれないんだろうと不思議に思うようになりました。

僕は、今ある神光塾というスピリチュアルな勉強会に通っているのですが、返ってくると、奥さんは「どんなこと勉強したの?」って聞きません。

朝礼で、「今、神光塾に通っています」と話したことがあったのですが、誰も「どんなことを勉強しているんですか?」と質問してきません。

でもね、ただ1人、僕にいろいろ質問してくる人がいるんです。
僕がいろんな情報を持っていることを知っているので、少しでも何か聞き出そうとしてくるのです。
その女性は宮崎市の田村実和さんです。

彼女のほうから「お茶しませんか?」とお誘いがあり、1時間ほどおしゃべりました。
「最近、面白かった話はないですか?」と言うので、「神光塾に通っているんです」と言うと、「どんなことを勉強しているんですか?」と突っ込んできました。
ついついその内容をしゃべりまくってしまいました。
8割は僕がしゃべっていました。
こんなことはすごく珍しいことです。

「僕は人から質問されないんですよ」と言うと、「えーもったいない!」と言ってくれました。
そんなことを言ってくれるのは彼女だけです。

興味をもって、質問されるということはうれしいことですね。