水谷もりひとブログ

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皆さん、生きてますか?

皆さん、生きてますか?
ちゃんと息をしてますか?

生きているという実感、ありますか?
息をしているという実感、ありますか?

やなせたかしさんが1960年に作詞した「手のひらを太陽に」は名作中の名作です。
すべてがここに集約されています。

「生きているから歌うんだ」
「生きているから悲しいんだ」
「生きているから笑うんだ」
「生きているから嬉しいんだ」
「生きているから踊るんだ」
「生きているから愛するんだ」
「手のひらを太陽にすかしてみれば、血潮がわかる」って歌っています。
すごい詩です。

つらいとき、苦しいとき、死にたいとき、悲しいとき、
楽しいとき、笑っているとき、愛する人と一緒にいるとき、
「生きてる」と意識しましょう。

すごろくをしているとき、
サイコロの目が「1」が出てほしい時に限ってなかなか出ないし、
「4」だけは出てほしくないのに「4」が出て、ふりだしに戻ったり、
自分の思うようにならないものです。

その時に腹を立てません。
その現実をただ受け止めるだけ。
それが「生きている」ってこと。

特攻兵は「明日、死んで来い」と命令されて、
それをそのまま受け止めて、
突っ込んで行ったんです。
それがあの時代では「生きてる」ということだった。
だから、今も生きてる。
語り継ぐ人さえいれば、ずっと彼らの魂は生きてる。

人間は魂で生き続けられる生き物なんだ。


9月16日、知覧特攻平和会館に行ってきて、思ったこと。感じたことでした。