水谷もりひとブログ

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今日の朝礼『根源へ』を読む

わが社の朝礼は月曜日は幹部社員が交代でスピーチし、
金曜日はスタッフが交代でスピーチします。

火曜日から木曜日は、今は10月14日の「執行草舟オンライン講演会」に向けて
執行草舟さんの著書『根源へ』をみんなで輪読しています。

今日、輪読した箇所を水谷謹人流にまとめました。

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個人に運命があるように、
民族や国家にも運命や宿命があります。
宿命とは民族の歴史であり、運命は民族の魂です。

日露戦争も大東亜戦争も日本民族の運命でした。
日本民族は宿命にのっとって決断し、その運命と戦いました。
「なんであんな馬鹿な戦争をしたんだ」と言う人がいますが、
それこそ本当に馬鹿な発言です。
もちろん大東亜戦争には反省すべきことは多々ありますが、
日本民族がその運命と懸命に戦ったことは間違いありません。
一歩も引かなかった。勝敗など論外です。

しかし、大東亜戦争の後が悪かった。
あの敗戦の後、日本民族は魂を抜かれました。
「いい環境さえあれば満足」という動物になってしまいました。
みんな新聞の低俗な報道を信じ込み行動しました。
テレビはグルメと健康と旅行をメインに流しました。
政治的には平和を語ることが良識ある日本人だと、みんな思うようになりました。
それはただアメリカという物質文明強国に、へつらっているだけです。

そのことを誰よりも憂いたのが三島由紀夫でした。
そして行動したのも三島由紀夫だけでした。
戦後日本最高の知性の人が、この民族の運命に抗議したのが、あの自決だったのです。
あの三島由紀夫の魂の行動を受け止めない限り、
日本の未来はありません。
ただ「種」として子孫を生み育て、細々と繁殖していくだけの動物にすぎません。
それほど戦後GHQの日本統治政策は巧みだったのです。

日本の未来はこうありたいと憧れるのが運命論です。
有識者が日本の未来を分析して悲観的なことを言いますが、
そんなことは考えなくていいんです。
未来は魂で創るもの、憧れるものなのです。

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『根源へ』(講談社)~運命を生きる(P155~P157)
(超訳/水谷謹人)

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https://nikko-shinbun.com/selectkoenkai5