【今日の朝礼】『逃げるは恥だが役に立つ』より
毎週金曜日のみやちゅう朝礼はスタッフの3分間スピーチです。今日の担当はTsuruta Hirokoさんでした。
テーマは人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
このドラマは、表向きは夫婦を装っているのですが、実際は未婚の、お互いなんとも思っていない男女が同居しているという設定から物語は始まりました。
この2人。最初はそんな感じだったのに、だんだん好きになっていくのです。
これを見てTsurutaさんは「これ、心理学でいう単純接触効果だ!」と思ったそうです。
「単純接触効果」、別名「ザイオンスの法則」。
最初は何とも思っていない人や物を何度も見たり、会ったりしているうちにだんだん好きになってしまう心理があるというもの。
例えば、毎日通勤するときに見かける人がいる。
最初は何とも思っていなかったのに、だんだん気になりはじめて、
そのうち好意が芽生えてくるってことはよくありますよね。
コンビニのイケメン店員さんやかわいい店員さんに。
クラスメイトに。
職場の人に。
イギリスのウイリアム皇子のハートを射止めたキャサリンさん。
彼女は学生時代、ウイリアム皇子と同じ講義を受けているときは
必ずウイリアム皇子の視界に入るように対角線の席に座っていたそうです。
たぶん、「ロの字」型の教室だったのでしょうね。
横だと視界に入らないし、真正面だとかえって直視しないものです。
対角線です、ポイントは。
それからユニクロは必ず毎週末、新聞に折り込みチラシを入れます。
とにかくお店に来る来ないに関係なく、たくさんの人の目に触れることが大事なのです。
Tsurutaさんがまとめた単純接触効果のポイントです。
①第一印象に気合を入れましょう。
「あの商品は良い」という印象を最初に持ってもらえると、その後、広告やチラシで見る頻度が高まれば高まるほど、その商品は売れていきます。
「なんかいい人」と最初に思ってもらえると、何度も会っているうちに好意が増してきて、「結婚してもいいかも」と思ってもらえます。
逆に、第一印象で「イヤな人」と思ってしまったら、その後は接触すればするほど嫌悪感が増していくので要注意だそうです。
②とにかく視界に入ること。
「あの広告、最近よく見かけるなぁ」「あの人、時々会うけど、何しているんだろう」なんて思われているうちに好意が芽生えてくること間違いなし。
③「如何に長時間接するか」ではなく「如何に回数を増やすか」です。
素敵だなぁと思っているちょっと気になる人と1時間も2時間も話をするのではなく、1週間に1回、ちょっと立ち話だけでも、それを継続していくと、だんだん好意が増していくものです。
④必死感を出さない。
毎日会うのはちょっとやめたほうがいいかもです。
ユニクロの広告も毎日ではなく、1週間に1回だけです。
⑤望みを捨てない。
「必死感を出さない」ということの裏返しです。すぐに効果が出なくてもいいんです。
「いつかきっと」と信じて待つ気持ちが大事。さりげなく単純接触を試みましょう。
これは恋活にも、婚活にも、営業にも、使えますね。
効果があったら、ぜひinfo@miya-chu.jpまでご一報ください。