水谷もりひとブログ

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勉強してますか?

朝2時45分に目が覚めた。
さすがにまだ早いだろうと思い、
ベッドの中でうずくまっていたが、
寝れそうにないのでベッドから出た。
3時10分になっていた。

半分ぼーっとしながら本を開く。
執行草舟著『生くる』(講談社)

一気に目が覚めた。
人間は何の為に勉強するのか、である。

たとえば江戸時代の子どもたちは何を学んでいたか。
数学や物理学ではない。経済学でも心理学でもない。
古典だ。

古典こそ人間の英知の結集である。
それだけを学んで先人は人格を築き、知性を磨き、
国家、社会に役に立つ人間になった。

お金のためでも、名声のためでも、出世のためでもない。
学ぶ目的は「自身の身を修め、
自分が何らかの形で世の中の役に立つ人間になるため」である。

もう一時期面白かったN国党のYouTubeなどどうでもいい。
NHKの受信料問題という彼らの公約ではなく
個人的な感情のまま人の批判ばかりしているからだ。
こういう人が国政の場にいてはいけない。

学のない人とはこういう人を言う。
感情で大衆を煽り、先導する指導者である。
韓国の文大統領も同じ。

学がない人は感情で動いている。
平気で自分を不幸にできる。
自分で自分の首を絞めていく。

健康状態を自分で悪くしている。
人間関係を自分で悪くしている。
知恵がないとはそういうことだ。

自らを向上させ、幸せや成功に自らの導くためにするのが
学びである。

やっと知った。

ただ残念ながらそのような学びは学校教育にはあまり見られない。
先人に学ぶ授業がないからである。

本当に頭のいい人。つまり好奇心の向くままに
自らを向上させ、社会の幸せに向かって学び続ける人は
とにかく本を読む。古典に触れる。
これしかない。

独学ができる人である。
かなりの意志力と根気を要する。

自分の低レベルの感情に流されるな。
それは知恵でも何でもない。
好き嫌いで判断するな。
それは愚か者の常とう手段である。

先人の苦悩、哀楽、慟哭に触れよう。

本当の意味で幸せになろう。