【朝礼】心をひとつに
昨日、高校3年の息子の体育祭を覗いてきました。子どもが3人いて、上の2人の娘の時は、高校の体育祭に行ったことはありませんでした。
忙しかったからではなく、高校の体育祭というのは親が行くものではないという思い込みがあったのです。
そもそも子どもらも、「親は来ていない」「親は来るもんじゃない」と言っていたし、
自分が高校の時を振り返ってみても、親は来ていなかったので、そういうものだと思っていました。
平日にやることからして、学校も親に来てもらおうと考えていないと思っていました。
しかし、息子の場合、白団の団長になって、その準備が尋常でなく、
応援のBGMを作るのに、いろんな楽曲を録音して、それを編集してつなげて、
徹夜して作ったのが、ダメ出しをくらって、また次の日の夜、徹夜して作っててもっていったら、みんなから「昨日のほうがよかった」と言われて、「でもあれば録音するときの音量が小さかったのでやり直し」ということで、また最初からやり直して、結局3日、徹夜していました。
それから中学時代の体操服を切ったり貼ったりしてワンピースのルフィの衣装をつくっていたり、
バクチュウの練習を夏休み頃から初めて、それができるようになったり、
応援団がなかなかまとまらない。やる気のないやつもいる、と悩んでいた時期もありました。
それで一念発起して、自分でバリカンを使って丸坊主にして気合を入れていました。
3部刈りが6ミリ、1部刈りが3ミリですが、5厘刈りが2ミリで、たぶんそれくらい短くしたと思います。
とにかくこの1月はほとんど勉強していませんでした。
体育祭ではプログラムの1番にエール交換があるらしく、それだけでも見てこようと思って覗きにいったんです。
グラウンドの隅から見ようと思って行ったら、なんと保護者がたくさんいたので、びっくりしました。
「親、来てるじゃん」と。
で、エール交換での息子の活躍というか、応援団がめちゃくちゃ感動的で、気合が入っていて、みんなきれいに揃っていて、見てて涙が出ました。
あんまり面白かったので、午後からまた行こうと思い、一旦仕事に戻りました。
午後からがまたすごくて、団全体を巻き込んで、息子は団長として、ものすごい応援をやっていました。
結局、白団優勝で、応援賞も白団がもらうというW受賞をしました。
僕の高校時代から考えると、比較にならないほど「こいつはすごい」と思いました。
僕は今、あいつのように頑張っているだろうか、反省させられました。
あいつのように死に物狂いで生きているだろうか、自分を振り返させられました。
今目の前のことに全身全霊を込めて全力投入しているだろうか、と。
9月は26年度の前半期の最後の月です。
10月から後半、その後半期の前半はお正月号という大きな目標に向かっていきます。
ぜひこの11人が心をひとつにしていかなければならないと思います。
まだまだバラバラです。
自分のやるべき仕事を一生懸命やるのは普通です。
そのみやざき中央新聞という会社を盛り上げるための一員であるという意識を今一度再確認してください。
みやざき中央新聞は僕と社長のものではありません。
僕らもこの会社を盛り上げようとやっています。
同じ気持ちでやってほしいのです。
どこの会社も、自分たちが提供する商品やサービスが世の中に役に立っていると信じて仕事をしています。
僕らもそうです。
でもそれだけではなく、みやざき中央新聞は世の中を変えると思っているし、何よりも自分自身が仕事をしながら輝いていくし、成長していくし、幸せになっていく、そんな職場を僕は目指しています。
心をひとつに、これを26年度後期から掲げていきたいと思います。