歳を取るということ
若いときには気づかなかったが、歳を取ったせいか気づくようになることがある。たとえば季節の花の美しさ。たとえばもらった手紙の自の美しさ。たとえばご飯のおいしさ。
たとえば愛の愛情の深さ。たとえば生命の不思議さ。たとえば自然のありがたさ等々。
上甲晃さんのデイリーメッセージにはこんな記述があった。
上甲さんは桜の花に取りつかれているという。
「若い時とは違い、桜の花の咲く様に心が動く。桜に限らない。道端に咲く花の美しさが妙に気になるようになった。
歳を重ねてきたせいだろう。歳を取ることの味わいを、桜の花を通して感じるようになりつつある」と。
「歳を取ることの味わい」、なんて素敵な表現なのだろう。
歳を取らないと気づけないものがある。
歳を取るないとわからないことがある。
歳を取ることは素敵なことなのだ。
世の中の機微が感じられると幸せな気持ちになる。
どんな50代になるのだろう。
どんな60代になるのだろう。
どんな70代になるのだろう。
どんな80代になるのだろう。
ワクワクしてきた。