修行はここにあり
「気づかない」ことほど怖いことはない。なぜ気づかないのかというと、
それが見慣れた光景だからである。
それが日々の当たり前の光景だからである。
それが平凡なことだからである。
散らかっている部屋はいつもの見慣れた光景だから、
「散らかっている」ということに気が付かないのだ。
机の周辺が片付いていないのもそうだ。
それが当たり前の光景だからだ。
鍵山秀三郎さんの「凡事徹底」。
この言葉は重い。
知っているけどやっていない。
「凡事徹底は気づく力を育ててくれる」という。
毎日やっていると微妙な変化がすぐわかるというのだ。
社説は毎週書いているけど、毎日ではない。
「変化に気づくことは生きる喜び」でもあるという。
変化に気づかなければ「退屈な日々に繰り返し」になる、と。
毎日継続することを決めよう。
まずは読書。
そしてブログ。数行でもいいから毎日書こう。
そして整理整頓。
まさに修行は平凡な暮らしの中にある。
禅寺にあるわけではない。
山奥の滝行だけではないのだ。