水谷もりひとブログ

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「みやちゅうを読みたくなるか」「読みたいとは思わないか」

先週末は京都で「三笑堂グループ」の社員向け講演会に招かれた。

約600人の全社員が京都テレサの大ホールを埋めた。
若い人が多く、皆さん熱心に聴いてくれた。
この会社との出会いは、2012年である。
帝国ホテルで開催された全国経営者大会で講演した時に
この会社の上田社長(現会長)が聴講してくださっており、
その日にみやざき中央新聞を申し込まれたという。

10日の日曜日はホテルニューオータニで開催された
『仕事に磨きをかける教科書』の出版記念講演&パーティだった。

主催者のごま書房新社さんから本を出している先生たちが多数参加。
恐縮した。

高野登さんにゲストスピーチをしてもらったことは一生忘れないだろう。
10年前の自分からしてみると、信じられないような光景だった。

なんでこうなったのか、その最初の出会いは下川浩二さんだったと、
講演会ではそんな話をした。

12日は函館で行われた日蓮宗の社会強化事業協会の総会および研修会で講演させていただいた。
以前にも浄土宗や曹洞宗、天台宗のお坊さんに向けて話をしたことがあるが、
やっぱり修行を積んでこられた方々である。
そう簡単にお坊さんたちの心をつかむなんてことはできない。
講演しながら、「自分はまだまだダメだなぁ」と痛感する。

今回も鼻をへし折られた。
本当にありがたいことである。
講演もいってみれば、仕事。
人は仕事を通して成長させられる。
「よかったよかった」と言われる講演会より、
「まだまだなぁ」と思わせてくれる講演会の方が自分を鍛えてくれる。

「よかった」「鍛えられた」の判別は講演後の
みやざき中央新聞見本紙申し込みで判る。

毎回、講演を聴いてくださった方が、講演後、
「みやざき中央新聞を読んでみたくなった」と申し込んでくれる。

申し込みがないということは
僕の講演を聴いても
「みやざき中央新聞を読んでみたい」という気持ちにならなかったということだ。
改めて課題が浮き彫りになる。

10月には山口県にある曹洞宗の亨徳寺(こうとくじ)で講演が入っている。
精神を高揚させて臨むために断食でもしないと、と思う。