成長は「別れ」と「出会い」で作られる
「生きること」のすべては「出会い」から始まる、と言う人がいる。しかし、その前にどうしても避けられないことがある。
「別れ」である。
まず人は初めに別れを経験する。
母胎との別れである。
その殻から出なくては何も始まらない。
出会いの本質は「別れ」なのである。
この「別れ」と「出会い」、これこそ人生の核心だ。
だから悲しい「別れ」にも
ただの接触のような「出会い」にも、
崇高な意味がある。
それが分からないから、ただ悲しんだり、
なんとなく出会って、そのままにしていたりする。
「別れ」は次の出会いの序章である。
「別れ」と、その結果としての「出会い」が
人間の魂の次元を上げていく。
人は鏡を見ることで初めて自分を見ることができる。
同様に、
「自分とは何者か」という問いの答えは「出会い」だ。
何が言いたいのかというと、
まだまだみんな出会いが少なすぎる。
成長してないなぁと感じる人は、あまり出会いもしてないし、別れもしてない。
もっと飛行機に乗ろう。
今朝の学び
参照『根源へ』（執行草舟著）「出会いについて」より。