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文章は怖い

文章を書くことを職業にしている人と
文章を書くことを職業にしていない人がいる。

前者はプロで、後者は素人(アマ)ある。

今は、素人も文章を毎日のように
書いている。

昔コミュニケーションといえば、
直接話すか、電話だった。
手紙など余程のことがない限り
出さなかった。

今、コミュニケーション手段といえば
もっぱら文章だ。メールである。

プロも、素人も、
みんな文章を書いて誰かに送る。
自分の思いを託して伝えるのは
もっぱら文章になった。

皆さんはもらったメールで
傷ついたり、嫌な気持ちになったり、
頭にきたことはないだろうか。

素人はそれをする。
自分が書いた文章で相手が
傷つくとか、嫌に気持ちになるとか
思っていない。
そういうメールを受け取った素人は
同様なメールを返す。

プロは自分が書いた文章を何度も何度も読み返す。
この文章が相手を傷つける凶器になっていないか、
相手を嫌な気持ちにさせないか。

プロは文章が時として
凶器になることを知っている。
文章の怖さを知っている。

メールはもらって嬉しいことと
連絡の手段としてしか
使うべきではない。
これがルール、マナーなのではないかと思う。

そんなことはスマホを契約するとき、
教えてもらえないが。

参照 上坂徹著『書いて生きていくプロ文章論』